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恐竜ランキング

大きい恐竜ランキングトップ10!反対に小さい恐竜も発表します

恐竜は肉食恐竜、草食恐竜が存在しており、大きさも大小様々ですよね。

そこで

「大きい恐竜は何がいるんだろう」

「逆に小さい恐竜は何がいるのかな」

と疑問を持った方がいるのではないでしょうか。

 

今回は

  • 大きい恐竜のランキング
  • 小さい恐竜は何がいるのか

について紹介します。

 

大きい恐竜ランキングトップ10

大きい恐竜のランキングは以下の通りです。

最大体長が同じ恐竜は体重が重い方を上位の順位にしています。

順位 恐竜の名前 生息した時代 大きさ 体重
1 アルゼンチノサウルス 白亜紀前後期 22~45m 70~110t
2 パタゴティタン 白亜紀前期 37~40m 69~77t
3 スーパーサウルス ジュラ紀後期 33~40m 30~50t
4 トゥリアサウルス ジュラ紀~白亜紀 35~39m 50t
5 マメンチサウルス ジュラ紀中後期 20~35m 18~27t
6 ディプロドクス ジュラ紀後期 20~33m 10~20t
7 パラリティタン 白亜紀後期 26~30m 59t
8 フタロンコサウルス 白亜紀後期 24~30m 40t
9 サウロポセイドン 白亜紀前期 28m 50t
10 ブラキオサウルス ジュラ紀後期 25m 50t

1位から順番に解説していきます。

1位:アルゼンチノサウルス

アルゼンチノサウルスは白亜紀前後期(約9,620万~約9,219万年前)に生息した恐竜です。

ジュラ紀に生息したブラキオサウルスなどに見た目は似ていますが、アルゼンチノサウルスはブラキオサウルスなどが絶滅したあとに出現しました。

引用:恐竜図鑑

 

アルゼンチノサウルスの体長は22~45m、体重は70~110tにも及び、アルゼンチノサウルスは現時点で恐竜だけでなく陸棲生物で最大の動物だと考えられています。

[st-kaiwa-280]想像するだけで圧倒的な大きさですね。[/st-kaiwa-280]

ここまで巨体だと、成体になるのに何年かかるのか気になりますよね。

実はアルゼンチノサウルスが成体になるには40年以上かかったのではないか、と言われています。

また、かなりの巨体を誇るため肉食恐竜に捕食されることはないだろうと思われるのではないでしょうか。

しかしギガノトサウルスやマプサウルスを始めとした、集団で狩りを行う肉食恐竜には捕食されることもあったようです。

2位:パタゴティタン

パタゴティタンは白亜紀前期(約1億4,500万~約9,960万年前)に生息した恐竜です。

アルゼンチンのパタゴニアで化石が発掘され、巨大な恐竜だったことからギリシャ神話における巨大な神々「ティーターン」から名前をとって、パタゴティタンと名づけられました。

引用:フォートラベル

 

パタゴティタンの体長は37~40m、体重は69~77tにも及びます。

パタゴティタンは2014年に発掘されましたが、当時発掘された最大の個体は大腿骨だけで2.4m、500kgもあったようです。

大腿骨だけで私たち人間より大きいなんて、パタゴティタンがどれだけ大きかったのかいまいち想像できませんよね。

しかも、この個体はまだ成体ではなかったかもしれないと言われており、研究が進めば1位のアルゼンチノサウルスを上回る大きさになるかもしれません。

3位:スーパーサウルス

スーパーサウルスはジュラ紀後期(約1億5,500万 ~1億4,500万年前)に生息した恐竜です。

名前は巨大なトカゲという意味を持ちます。

引用:Wikipedia

 

スーパーサウルスの体長は33~40m、体重は30~50tにも及びます。

スーパーサウルスは植物を食べていましたが、なんと1日に500kgも食べていたと言われています。

また寿命も非常に長く、個体の中には100年以上生きた個体もいたようです。

 

現在、スーパーサウルスは2体分の部分的な化石しか発掘されておらず、発掘された個体は成体ではないという説があります。

もしかすると、成体はさらに大きい可能性も秘めているのです。

4位:トゥリアサウルス

トゥリアサウルスはジュラ紀~白亜紀(約1億4,000万年前)に生息した恐竜です。

ヨーロッパで発掘された恐竜の中では最大とされており、名前はテルエルのトカゲという意味を持ちます。

引用:Wikipedia

 

トゥリアサウルスの体長は35~39m、体重は約50tにも及びます。

トゥリアサウルスは竜脚類における最初期の恐竜で、首の長さは約6mに達していました。

しかし、頭骨は70cm程度と巨体な割に小さかったことが分かっています。

どうやら首の構造上、あまり大きな頭を支えることはできなかったようです。

そのため小さな頭になったと言われています。

5位:マメンチサウルス

マメンチサウルスはジュラ紀中後期(約1億6,100万 ~1億5,600万年前)に生息した恐竜です。

中国四川省の馬鳴溪にて発見されましたが、マーメンシーと誤読したことが名前の由来になっています。

引用:恐竜図鑑

 

マメンチサウルスの体長は20~35m、体重は18~27tにも及びます。

マメンチサウルスは1996年に頭骨を含むほぼ全身が繋がった状態の良い化石が見つかりました。

発見された化石によると、マメンチサウルスは首の長さが体長の約半分を占めていたことが分かっています。

この長かった首は構造上、頭をそれほど高く上げられませんでした。

では長い首はどのように使っていたかというと、食物を探して歩き回るエネルギーのロスを極力減らし、広範囲の植物を食べてるために使っていました。

6位:ディプロドクス

ディプロドクスはジュラ紀後期(約1億5,400万 ~1億5,200万年前)に生息した恐竜です。

名前にはラテン語で二重の梁を持つものという意味が込めらています。

引用:恐竜図鑑

 

ディプロドクスの体長は20~33m、体重は10~20tにも及びます。

ディプロドクスは体長が大きい割に体重が非常に軽いのですが、これは体の大部分を尻尾が占めているからです。

ディプロドクスの非常に長い尻尾は自衛にも使われており、全力で尻尾を振った場合の尾の先端は音速を超えていたと言われています。

赤ちゃん恐竜
音速を超える一撃を食らったら、大型肉食恐竜たちもひとたまりもなさそうですね。

7位:パラリティタン

パラリティタンは白亜紀後期(約9,800万~約9,300万年前)に生息した恐竜です。

テチス海の海岸に沿ったマングローブ林に生息し、巨体であったことから、海辺の巨人という意味の名前がつけられました。

引用:Wikipedia

 

パラリティタンの体長は26~30m、体重は約59tにも及びます。

パラリティタンは上腕骨の長さが1.69mに達しており、白亜紀の竜脚類では最も長いと言われています。

パラリティタンは巨大であるため、一見捕食されにくい印象を受けるものの、カルカロドントサウルスを始めとした大型の肉食恐竜によって捕食されていました。

赤ちゃん恐竜
体長26mを超えるパラリティタンをどうやって狩っていたのか、少し見てみたいですよね。

8位:フタロンコサウルス

フタロンコサウルスは白亜紀後期(約1億50万~約6,600万年前)に生息した恐竜です。

名前には巨大なリーダートカゲという意味が込められています。

引用:恐竜ネット

 

フタロンコサウルスの体長は24~30m、体重は約40tにも及びます。

恐竜の化石は全身骨格の発掘割合が70%未満であるケースがほとんどです。

しかし、フタロンコサウルスは巨大竜脚類の中で2番目に全身の骨格の70%以上が発掘されました。

よって、フタロンコサウルスの体長についてはかなり信憑性が高いと言えるでしょう。

ちなみに、巨大竜脚類の中で最初に全身骨格が発掘されたのはカマラサウルスです。

9位:サウロポセイドン

サウロポセイドンは白亜紀前期(約1億4,500万~約1億50万)に生息した恐竜です。

名前にはトカゲのポセイドンという意味が込められています。

引用:恐竜ネット

 

サウロポセイドンの体長は約28m、体重は約50tにも及びます。

ただし、サウロポセイドンの化石は頸椎の一部しか発掘されていないため体長の信ぴょう性は高いとは言えません。

また発見された頸椎は1.4mと非常に大きく、今後見つかる骨格の化石次第では体長がもっと大きいと推定される可能性があります。

もしかしたら、アルゼンチノサウルスより大きいかもしれませんね。

10位:ブラキオサウルス

ブラキオサウルスはジュラ紀後期(約1億6,100万~約1億4,600万)に生息した恐竜です。

上腕骨がとても長いため、ギリシャ語で腕を意味するブラキオが名前の由来になっています。

引用:恐竜図鑑

 

ブラキオサウルスの体長は約25m、体重は約50t、体高は約16mにも及びます。

昔は体重が80tあると言われており、最も背の高い恐竜だという説がありました。

しかし研究が進んだこともあり、アルゼンチノサウルスなど他の巨大な恐竜に背の高さは抜かれてしまったのです。

ですが背が高いことに変わりはなく、その背の高さを活かして、背の高い木の葉を食べていたと言われています。

 

小さい恐竜は何がいるのか?小さい恐竜TOP3を紹介

小さい恐竜TOP3は以下の通りです。

順位 恐竜の名前 生息した時代 大きさ 体重
1 エオシノプテリクス ジュラ紀後期 30cm 不明
2 レエリナサウラ 白亜紀前期 60~80cm 不明
3 ミクロラプトル 白亜紀前期 80~120cm 2~3kg

1位から順番に解説していきます。

1位:エオシノプテリクス

エオシノプテリクスはジュラ紀後期(約1億5,400万 ~1億5,200万年前)に生息した恐竜です。

名前には夜明けの中国の翼という意味が込められています。

引用:恐竜ネット

エオシノプテリクスの体長は30cmと非常に小さく、体重は現在でも不明です。

そして、エオシノプテリクスは世界で最小の羽毛恐竜とされています。

まさに手のひらサイズの恐竜であり、非常に可愛いですよね。

[st-kaiwa-280]恐竜としての怖さは全くなさそう![/st-kaiwa-280]

 

羽毛恐竜は鳥類へ進化する途中段階の恐竜であり、エオシノプテリクスにも羽のようなものがありました。

しかし、空を飛ぶよりも地面を走る方が得意だったと言われています。

2位:レエリナサウラ

レエリナサウラは白亜紀前期(約1億4,500万~約1億50万)に生息した恐竜です。

名前はリエーリンのトカゲと言う意味があります。

リエーリンというのは発見者であるトム・リッチとパトリシア・リッチの愛娘である、リエーリン・リッチの名前から取っています。

引用:Wikipedia

レエリナサウラの体長は60~80cm、体重は現在不明です。

レエリナサウラは非常に大きな目を持っていたことが化石から分かっており、脳も発達していたことから優れた視力を持っていたのではないかと推測されています。

レエリナサウラはオーストラリア大陸に生息していましたが、当時のオーストラリア大陸は南極圏にあったため冬には氷点下近くまで気温が低下するような非常に厳しい環境でした。

しかし、レエリナサウラは穴を掘って冬を越していたとされ、非常に賢い恐竜だったと言われています。

3位:ミクロラプトル

ミクロラプトルは白亜紀前期(約1億4,500万~約1億50万)に生息した恐竜です。

名前にはとても小さい泥棒という意味が込められています。

引用:恐竜図鑑

ミクロラプトルの体長は80~120cm、体重2~3kgと非常に小さい小型羽毛恐竜です。

ミクロラプトルは体長の半分近くが尻尾となっており、体の部分のみならば鳩と同じくらいの大きさでした。

足にはかぎ爪を持っていたことから、木の上で生活していたのではないかと言われています。

またミクロラプトルの翼は前足だけでなく、後ろ足にも付いており急旋回に活用していたようです。

 

まとめ

いかがでしょうか。

  • 一番大きい恐竜はアルゼンチノサウルス
  • 一番小さい恐竜はエオシノプテリクス

以上のことが分かったのではないでしょうか。

 

恐竜の大きさについては発掘された骨の量が少ないこともあり、まだまだ推定の域を出ていません。

これから発掘次第で、順位はまだまだ変わることでしょう。

もしかしたら、今回ランキングに上がっていない恐竜が一番大きい恐竜と言われる日がくるかもしれませんね。

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