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恐竜ランキング

草食恐竜の最強は誰だ?!強さランキングを発表します

草食恐竜ときくと、穏やかで弱いイメージを持つでしょうか。

肉食恐竜に捕食される姿を想像する方も多いかもしれません。

 

たしかに草食恐竜は捕食のために他の恐竜を襲うことはありません。

しかし身を守るすべとして、肉食恐竜も太刀打ちできないほどの強い攻撃力・防御力をもつ草食恐竜もいるんですよ。

 

そんな草食恐竜について

「1番強いのはどの恐竜?」

「強さランキングが知りたい!」

「その生態は?」

など気になることが多いのではないでしょうか。

 

この記事では、

  • 草食恐竜の強さランキングTOP10
  • それぞれの恐竜の特徴
  • 草食恐竜の体が大きくなった理由

についてご紹介します。

 

最後には、今当たり前に呼ばれている「草食恐竜」に代わる新たな呼び方についてもご紹介します。

さっそく草食恐竜についてみていきましょう。

 

最強の草食恐竜を発表!強さランキングTOP10

この記事では、最強の草食恐竜とともに強さランキングを第10位まで発表します。

「強さ」にはいろいろな観点がありますが、ここでは他の恐竜と直接対決した時の強さに着目しました。

攻撃力防御力のすぐれた草食恐竜を選出したので、ぜひご覧ください。

赤ちゃん恐竜
どんな恐竜がランクインするのか楽しみです!

 

草食恐竜の強さランキングは、以下の通りです。

  • 第1位「アルゼンチノサウルス」
  • 第2位「サウロポセイドン」
  • 第3位「トリケラトプス」
  • 第4位「ディプロドクス」
  • 第5位「アンキロサウルス」
  • 第6位「ブラキオサウルス」
  • 第7位「エウオプロケファルス」
  • 第8位「ペンタケラトプス」
  • 第9位「マメンチサウルス」
  • 第10位「アパトサウルス」

 

それぞれの恐竜についてご紹介します。

【第1位】アルゼンチノサウルス

引用:恐竜図鑑

基本データ

  • 全長:35m~40m
  • 体重:90トン
  • 時代:白亜紀前期~白亜紀後期
  • 名前の意味:アルゼンチンのトカゲ

 

アルゼンチノサウルスは地球の歴史上、最も体の大きい地上生物といわれる非常に大きな恐竜です。

体重90トンはアフリカゾウ16頭分に相当します。

[st-kaiwa-280]想像できないほど大きいですね。[/st-kaiwa-280]

肉食恐竜も手が出ないほど大きく、アルゼンチノサウルスを攻撃することはほとんど不可能だったのではないかといわれていますよ。

この大きな体こそが、アルゼンチノサウルスが最強の草食恐竜といわれる理由です。

【第2位】サウロポセイドン

引用:FreePNGimg

基本データ

全長:28m
体重:50トン
時代:白亜紀前期
名前の意味:トカゲのポセイドン

 

サウロポセイドンは生物史上最も背が高い恐竜です。

首の長さは12mで、最大17mほどの高さまで顔を上げることができたのではないかと推測されています。

 

1位のアルゼンチノサウルスと同様に、その巨体がゆえ肉食恐竜も手が出せないほどだったといわれています。

【第3位】トリケラトプス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:8~9m
体重:7トン
時代:白亜紀後期
名前の意味:3本の角のある顔

 

トリケラトプスはティラノサウルスなどとともに白亜紀の最後まで生きた恐竜の1種です。

赤ちゃん恐竜
草食恐竜の中でも有名ですよね。

 

体は3本の角力強いあご頑丈なフリルが特徴です。

目の上にある角は1メートルを超える大きなもので、この角を武器に襲ってきた敵と戦っていました。

フリルは敵から首を守るための役割を果たしています。

【第4位】ディプロドクス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:25~30m
体重:10~20トン
時代:白亜紀前期
名前の意味:ふたつの梁をもつもの

 

ディプロドクスは長い首長い尻尾が特徴的な恐竜です。

 

特に尻尾は全長の半分以上もあり、他の恐竜と比べてかなり長いです。

この長い尻尾を使って身を守っていました。

秒速330mの速いスピードで敵に打ちつけていたといわれています。

【第5位】アンキロサウルス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:10m
体重:6~8トン
時代:白亜紀後期
名前の意味:連結したトカゲ

 

アンキロサウルスは全身がひ骨という骨のよろいで覆われているよろい竜です。

頭骨の上側は板状の骨で覆われていて、首や肩にはトゲがあります。

体も大きく、大型戦車と例えられることもあるんですよ。

 

尾の先には大きなハンマーがついています。

それを左右に力強く振って、肉食恐竜と戦っていました。

[st-kaiwa-280]想像するだけで痛そうです。[/st-kaiwa-280]

【第6位】ブラキオサウルス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:25m
体重:40~70トン
時代:ジュラ紀後期
名前の意味:うでトカゲ

 

ブラキオサウルスは前あしが後ろあしよりも長いのが特徴です。

そのため長い首を持ち上げて高い木の葉を食べることができたのではないかと推測されています。

 

また頭も非常にめずらしい形をしています。

上部はドーム状に盛り上がっていて、ひたいに大きな鼻孔があるのが特徴的です。

 

ブラキオサウルスが戦うときは尻尾を武器にしていたと考えられていますよ。

【第7位】エウオプロケファルス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:6m
体重:2.5トン
時代:白亜紀後期
名前の意味:よく武装された頭

 

エウオプロケファルスは、第5位に登場したアンキロサウルスの仲間です。

アンキロサウルスと同様に、全身がひ骨というよろいで覆われ、首や肩にとげがあるのが特徴です。

また、尻尾には太くて重たいハンマーがついているのも同様です。

 

アンキロサウルスよく似ていますが、エウオプロケファルスの方が少し体が小さいです。

【第8位】ペンタケラトプス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:6~8m
体重:4~7トン
時代:白亜紀後期
名前の意味:5本の角のある顔

 

ペンタケラトプスは、非常に頭部が大きく大きなフリル5本の角が特徴的な恐竜です。

角は鼻の上に1本、目の上に2本、頬に2本ついています。

 

この大きな角で攻撃を妨げなるとともに、敵に向かって攻撃し返すこともできたとされています。

大きなフリルも敵の攻撃から身を守るために役立てられていました。

【第9位】マメンチサウルス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:25m
体重:18~20トン
時代:ジュラ紀後期
名前の意味:マーメンチー(中国の地名)のトカゲ

 

マメンチサウルスは、体長に比して首が長いことが最大の特徴です。

強い武器を持ちませんが、体の大きさこそが強さであるといえるでしょう。

 

マメンチサウルスの首の長さは全長の半分以上もあったといわれています。

体の構造上その首を持ち上げることは難しく、左右に動かして広い範囲の食物を食べるのに活用されていたと考えられています。

長い首を動かすだけで広範囲の食物を確保できるので、消費エネルギーを抑えることができました。

【第10位】アパトサウルス

引用:恐竜図鑑

基本データ

全長:21~23m
体重:25~30トン
時代:ジュラ紀後期
名前の意味:まどわすトカゲ

 

アパトサウルスの最大の武器は、30トンもある大きな体でした。

また幼体の時には体重が一日で15㎏も増えていたのではないかと考えられているほど、成長速度が早かったのではないかと考えられています。

 

アパトサウルスの頭は長く平たく、口先にはえんぴつ型の歯が並んでいます。

この歯を活用して食物をむしり取っていました。

 

草食恐竜の体が大きくなった理由とは?

草食恐竜ランキングTOP5をみると、体の大きい草食恐竜が多いですよね。

これらの草食恐竜の体が大きく進化した理由は何だったのでしょうか。

 

その理由は主に以下の2つです。

  • 食糧確保のため
  • 身を守るため

 

草食恐竜は、他の草食恐竜と同じ空間にある限られた植物を確保する必要があります。

最も効率的に食糧を確保するのは、他の恐竜が来ない場所の植物を食べることです。

そこで離れた場所高い場所の食物を有利に確保できるように体が進化していきました。

 

引用:恐竜図鑑

 

もう1つは身を守るためです。

草食恐竜は肉食恐竜から身を守らなければなりません。

身を守るすべの一つとして、体が大きく進化した恐竜もいます。

 

例えば、強い恐竜として有名なティラノサウルスの体長は13~14mほどですが、アルゼンチノサウルスは体長35m~40m、体重はおよそ90トンです。

なんと倍以上の体格差があります。

最強といわれるティラノサウルスでさえ、1対1の戦いでは到底かなわないでしょう。

 

このように、草食恐竜の体が大きい理由は

  • 豊富な植物を求めて離れた場所や背の高い場所に届くようにするため
  • 肉食恐竜から身を守るため

と考えられています。

 

草食恐竜という呼び方が変わってきている!?

最後に「草食恐竜」の呼び方についての新たな考え方についてご紹介します。

恐竜は従来、「肉食恐竜」「草食恐竜」と分類されてきましたが、実はその呼び方が変化してきているのです。

 

現在は、草食恐竜のことを植物食恐竜」と呼ぶのが主流になりつつあります。

なぜなら、恐竜は地面に生えているいわゆる草だけではなく、木の葉や木の実、木の幹なども食べるからです。

 

植物学上、草は「草本」木は「木本」と分けて考えます。

植物学的には草食恐竜というと、草本のみ食べていると誤解を生じかねません。

赤ちゃん恐竜
確かに草を食べているイメージしかありませんでした。

そこで、植物学的な分類との整合を図るために呼び方を見直すことになりました。

 

ポイント

最近の文献には「植物食恐竜」と書かれているものが増えてきていますが、「草食恐竜」と「植物食恐竜」は同義です。

 

まとめ

今回は草食恐竜の強さランキングを中心に、草食恐竜についてご紹介しました。

 

草食恐竜の強さランキングは、以下の通りです。

  • 第1位「アルゼンチノサウルス」
  • 第2位「サウロポセイドン」
  • 第3位「トリケラトプス」
  • 第4位「ディプロドクス」
  • 第5位「アンキロサウルス」
  • 第6位「ブラキオサウルス」
  • 第7位「エウオプロケファルス」
  • 第8位「ペンタケラトプス」
  • 第9位「マメンチサウルス」
  • 第10位「アパトサウルス」

 

草食恐竜は捕食するために恐竜を襲うことはしません。

ですが、食料を確保し、肉食恐竜から身を守るために進化を遂げて強くなったことが分かりました。

 

しかし恐竜についてまだ解き明かされていない部分も多いです。

今後、新たな発見や研究によって新事実が解明されていくのが楽しみですね。

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