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ステゴサウルスの背中の秘密とは?背びれの役割について徹底解説

引用:恐竜図鑑

ステゴサウルスは映画や恐竜系のアトラクションなどにも必ず登場するといっていいほどの有名な恐竜です。

その特徴といえば、トゲを持った尾と目立つ背びれですよね。

 

「背びれってなんのためにあるの?」

「尾になんでトゲがあるの?」

 

など気になられているかと思います。

 

この記事では、ステゴサウルスについて次のことを解説していきます。

・どんな恐竜だった?

尾のトゲはなんのためにある?

・背びれの役割は?

では、さっそくみていきましょう。

 

ステゴサウルスはどんな恐竜?

引用:恐竜の教科書

ステゴサウルスは知名度の高い恐竜なので、イメージができている方が大半だと思いますが一度おさらいをしておきましょう。

 

ステゴサウルスはジュラ紀後期に生息していた四足歩行の草食恐竜です。

ステゴサウルスは恐竜の中でも剣竜に分類されています。

 

始めに言いましたがステゴサウルスの特徴といえばトゲのついている尾、そして多数の背びれがついている背中ですね。

このトゲや背びれについては後ほど説明します。

 

全長は7メートルから9メートルあったと推測されており、恐竜の中ではそこまで大きいサイズではありませんでした。

マイクロバスやマンションの4階までの高さがおよそ7メートルから9メートルに該当します。

 

人間のわたしたちから見ると、それでも十分な大きさですね^^

 

ステゴサウルスの特徴①:トゲのついた尾

引用:goo Wikipedia

 

ステゴサウルスの尾には、かなりおおきなトゲがついていました。

トゲの数は4本あり、1本60cmを超えています

 

ステゴサウルスはこの尾を使い、敵を撃退していました。

動きも俊敏ではなく、頭も小さいため鋭い牙など持ち合わせていませんでしたが、この尾のおかげで生き延びていたようですね。

 

ステゴサウルスの特徴②:背中に多数ある背びれ

引用:福岡市科学館【公式】

もうひとつのステゴサウルスの大きな特徴はなんといっても、背中についている背びれです。

背中にヒレを持つ恐竜は多数存在しましたが、ステゴサウルスの背びれはその中でも大きさが群を抜いています

 

その大きさ、縦横ともに役1メートルに及ぶ物も確認されているのです。

 

では、この背びれの役割とはなんなのでしょうか。

現時点では次の説が考えられています。

・防御、敵を撃退

・体温調節機能

・雌へのアピール効果、敵への威嚇

・ただの飾り

ひとつずつご紹介していきますね^^

説①防御・敵の撃退

当初、一番可能性が高いとされていたのが「防御、敵の撃退の役割を担っているのではないか」という説でした。

実際かなり巨大な背びれなので、敵にもダメージを与えられそうですよね。

 

しかし、この説は可能性が低いと否定的な意見が増えてきました

理由は次の2点です。

ステゴサウルスは背びれを自由に動かすことができなかった

大きさの割に薄くもろいため、防御等には向いていない

 

いくら大きな背びれがついていても、動かせないことには自分を守ることができませんよね。

さらに薄くもろいものであれば、肉食恐竜などの牙にあっという間にやられてしまうという結論に至りました。

 

この2点を踏まえるとこれからもこの説が有力になることは難しいでしょう。

説②:体温調節機能

背びれの役割は体温調節機能ではないかという考えがかなり有力な説だといわれています。

 

人間のわたしたちには背びれがもちろんないので、「そんなことで体温調節ができるのか?」と不思議に思いますよね。

他の動物でわかりやすくイメージしてみましょう^^

 

例えとして、ウサギで考えてみます。

 

ウサギがどのように体温調節していると思いますか?

答えは、あの大きな耳です。

ウサギの耳には血管が通っており、耳を動かすことで耳の血管を冷やし体温を下げることができます。

 

実は、ステゴサウルスもウサギと同じようなことをしていたのではないかと考えられているのです。

ステゴサウルスの背びれには無数の血管が通っていることがわかりました

ウサギと同じように放熱を行い体温調節を行っていたのではないかと考えられています。

説③:雌へのアピール・敵への威嚇

実はステゴサウルスの背びれである仮説がたてられています。

それは、雄と雌で背びれの形が違うという仮説です。

 

鳥など現在も生息している生物でも、雄と雌の身体的な違いを発見されるケースは珍しくありません。

しかし、絶滅した生物に関しては違いがあったことを証明することは非常に困難とされてきました

 

長年、ステゴサウルスの化石について研究をつづけた結果次のような仮説が立てられています。

「雄には通常、自身を飾り立てることに注力する傾向があることから、大きくて幅の広い骨板は雄の可能性が高い。幅広の骨板は、交尾相手の雌の気を引くためのものだったのだろう」とサイッタ氏は説明

引用:BEYONDX

 

また、雌の背びれに関しては次のように説明しています。

「縦長の骨板が、とげのように機能して天敵をけん制していたのかもしれない」

引用:BEYONDX

 

化石をCTスキャンし、組み立てられた仮説なのでかなり可能性としては高いとみられているようです。

説④:ただの飾りだった

いろんな考えを挙げてきましたが、一番有力な説が実は「ただの飾り」説です。

 

少し残念な気もしますよね…汗

なぜ一番可能性が高いとされているかは、定かではありませんがおそらく化石から得られる情報がまだ少ないことが関係していると思われます。

 

今後、化石の研究がすすみとこの説は裏返るかもしれませんね^^

まとめ

いかかでしたでしょうか。

 

次のことをご紹介させていただきました。

・ステゴサウルスは恐竜の中では大きくはない

・トゲのついた尾で攻撃、防御を行っていた

・背びれについては多数の考えが挙げられているが、「ただの飾りだった」可能性が高い

 

背びれの役割についてはまだ謎が多いですが、今後新たな発見によって謎が解明されることを期待しましょう^^

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