引用:恐竜図鑑
3本の角と立派な襟飾りが特徴的なトリケラトプス。
ティラノサウルスやステゴサウルスなどと並び、最も知名度の高い恐竜の一つです。
トリケラトプスは大人気恐竜ですから、化石に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
・トリケラトプスの化石はの値段について
・トリケラトプスの化石が展示されている博物館について
それぞれ紹介していきます。
目次
トリケラトプスの化石の値段は?
引用:恐竜図鑑
ではさっそく、トリケラトプスの化石の値段について、解説していきます。
残念ながら、トリケラトプスの化石について、完全なものはまだ発見されていません。
しかし、体の一部と思われるものは、多々発見されています。
たしかに恐竜の化石というと、博物館に展示されているイメージが強いので、購入は難しいと考えてしまいます。
しかし、トリケラトプスの化石は、購入可能です。
実際購入されている人がいます。
トリケラトプスの歯の化石
今年に入って初めて購入した恐竜の化石(ガチャを除く)
断片的だからイマイチどこら辺の歯か分からないから科博行って調べてくるか
お高いやつは結構分かりやすいんだけどなー pic.twitter.com/cMkfGQGZLJ— スタープレデター 科博好き (@StarPredator247) February 15, 2020
価格は何千円のものから何百万円以上の高額なものまで幅広くあります。
状態や大きさによって値段が大きく異なるため一概には言えませんが、
肋骨や脚などの身体の一部では約5,000~10,000円
歯の一部は約8,000~15,000円、
角や頭部の一部は約14万~22万円
となっています。
オークションサイトで販売されていることもありますが、トリケラトプスの化石は人気のためすぐに買い手がつくことも多く、なかなか購入できない場合があります。
楽天市場では、割と出回りも多いので、気になる方は、チェックしてみてください。
トリケラトプスの化石が展示されている博物館はある?
化石を買うほどではないけど、実物は見てみたい。そのように考える人も多いと思います。
ここからは、そんな人のために日本でトリケラトプスの化石を、特に良い状態で見られる博物館を5カ所、紹介していきます。
トリケラトプスの化石を見ることができる主な博物館は次の通りです。
・国立科学博物館/東京都・上野
・ミュージアムパーク 茨城県自然博物館/茨城県・つくば市
・いわき市石炭・化石館/福島県・いわき市
・東海大学自然史博物館/静岡県・静岡市
・群馬県立自然史博物館/群馬県・富岡市
それぞれ紹介していきます。
国立科学博物館/東京都・上野
引用:じゃらん
国立科学博物館のトリケラトプスは、世界で一番状態の良い化石と言われています。
レプリカではない本物の化石が他にも多数寄贈されていて非常に見ごたえのある博物館です。
詳しくは、公式ホームページをご覧ください。
国立科学博物館ミュージアムパーク 茨城県自然博物館/茨城県・つくば市
トリケラトプスとティラノサウルスの親子3頭がにらみ合っている展示があり、迫力満点で見どころの一つとなっています。
化石発掘体験などもでき、親子で楽しめる人気の博物館です。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
ミュージアムパーク 茨城県自然博物館いわき市石炭・化石館/福島県・いわき市
いわき市石炭・化石館は、トリケラトプスの全身骨格を展示している博物館です。
他にも多くの恐竜の全身骨格標本がダイナミックに展示されています。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
いわき市石炭・化石館東海大学自然史博物館/静岡県・静岡市
こちらもトリケラトプスの全身骨格が見られる博物館となっています。
「恐竜のはくぶつかん」という名前の通り、生命の起こりや恐竜の歴史から学べ、多くの恐竜の全身骨格標本を大迫力で見ることができます。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
東海大学自然史博物館群馬県立自然史博物館/群馬県・富岡市
こちらも国内有数の恐竜展示を誇る博物館です。
トリケラトプスの化石を発掘現場で再現したボーンヘッドがあるなど、珍しい展示を楽しむことが出来ます。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
群馬県立自然史博物館
まとめ
引用:恐竜博
今回は、トリケラトプスの化石の値段と、閲覧可能な博物館について解説していきました。
まとめると、次の通りです。
・化石の値段は何千円から何百万円まで様々
・本物の化石が展示されている博物館は国立科学博物館
・トリケラトプスは白亜紀末に生息した最大級の角竜
トリケラトプスの完全な化石は未だ発見されていないということで、今後の研究に期待です。
全身標本を見てみたい方は、ぜひ上記で紹介した博物館へ足を向けてみてください。