みなさんはテリジノサウルスという恐竜を知っていますか?
8~11mもある大きな体つきで、前足に大きな爪を持っていることが特徴です。
生態の多くは解明されていなかったテリジノサウルスですが、近年世界中で発見された化石などから、少しずつ実態がわかってきています。
それと同時に、少しずつ注目を集め始めている恐竜です。
そんなテリジノサウルスの化石を、「実際に見てみたい!」と思っている方も大いにではないでしょうか。
そういった方のために、
・テリジノサウルスの生態について
・テリジノサウルスの化石は日本にある?
・博物館の展示はある?販売はしてる?
について詳しく紹介していきます。
テリジノサウルスってどんな恐竜?
テリジノサウルス
ダイアベアと並ぶ戦闘向けの草食獣。近づくと敵対し、騎乗していてもプレイヤーを直接攻撃して気絶させる上に火力も体力も高く危険。石建築も破壊可能で、採集能力もダイアベアとビーバーを合わせたような万能生物。pic.twitter.com/DnzjJ3E7Tv— ARK生物紹介bot (@ARK_creaturebot) October 28, 2020
最初に、テリジノサウルスの生態について、簡単にご紹介します。
名前 | テリジノサウルス |
生息時代 | 約7,000万年前(中生白亜紀後期) |
生息地 | モンゴル |
体長 | 8~11m |
体重 | 2~5t |
食べ物 | 不明 |
約7000万年前にモンゴルで生息していたとされるテリジノサウルスは、印象的な体をした大型恐竜です。
約2mの大きな前足を持ち、短くて丈夫な後ろ足の4本の指を地面に付けながら歩行していたとされています。
食べ物に関しては、植物・魚・雑食など、様々な説があり、現在の研究では、はっきりとは分かっていません。
日本で発見!テリジノサウルスの爪の化石!
テリジノサウルスがモンゴルを中心に暮らしていたことは、間違いありません。
しかし、日本でも、2000年の秋、北海道の中川町「上部蝦夷層群オソウシナイ層」という場所で、テリジノサウルスの爪の化石が発見されました。
さらに、3年後の2003年の夏には、同じ場所で行われた化石クリーニング実演コーナーに全国から来ていた学生アルバイト達によって、ツメ2点と指の骨と思われるもの数点が抽出されました。
つまり、テリジノサウルスは日本にも生息していた可能性が高いです。
見つかった化石から大体の体の大きさが推測されたり、羽が生えていた可能性が推測されるなど、化石から様々なことが分かってきました。
しかし、約70cmほどもある前足の大きな爪は、何に使われていたものか未だ解明されておらず、攻撃のために使ったのか、食べ物を取るために使ったのかなど、爪の用途についての研究が今も続けられています。
テリジノサウルスの化石は買える?化石が見れちゃう日本の博物館も紹介
実際、テリジノサウルスの化石を購入したいと思っている人は増えています。
しかし、テリジノサウルスは未だ研究が進められている恐竜で、生態調査のためにも化石は貴重な資料となるため、現在ではテリジノサウルスの化石を購入する方法はないようです。
購入はできませんが、日本の博物館でも、テリジノサウルスの化石を展示しているところがいくつかあります。
実際に見られるところは、
・御船町恐竜博物館
・岡山理科大学恐竜博物館
です。それぞれ、詳しく紹介していきます。
御船町恐竜博物館
引用:御船町恐竜博物館
先ほどは爪の化石の発見された場所を紹介しましたが、1991年には熊本県の御船町にある地層で、テリジノサウルスの小さな歯が2本と頭骨の一部(脳幹)の化石が見つかっています。
そして、この発見された化石が実際に展示されているのが、「御船町恐竜博物館」です。
開館情報は以下の通りです。
開館情報
【開館時間】
9:00~17:00(入場は16:30まで)
【休館日】
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
・年末年始
※ゴールデンウィークや夏休み、特別展開催時などは月曜日も開館することがあります。詳しくはホームページの休館日情報をご確認下さい。
【観覧料】
常設展示
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個人
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団体(20名以上)
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定期観覧券
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大人
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500円
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450円
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900円
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高校・大学生
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300円
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250円
|
500円
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小・中学生
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200円
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150円
|
300円
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・小学生未満は無料です。(ただし保護者同伴)
・団体観覧や減免申請などの申請用紙はコチラからどうぞ。
・定期観覧券は購入日より1年間有効です。
【所在地】
〒861-3207 熊本県上益城郡御船町大字御船995-6
TEL:096-282-4051 FAX:096-282-4157
アクセス
【車で】
御船IC 九州自動車道 御船インターチェンジより 約10分
【公共交通機関で】
熊本駅から 熊本桜町バスターミナル行きバス → 熊本桜町バスターミナル(1番または24番乗場)御船方面行き熊本バス → 約50分 → 御船町恐竜博物館前バス停下車 阿蘇くまもと空港から 阿蘇くまもと空港 リムジンバス → 熊本桜町バスターミナル(1番または24番乗場) → 御船方面行き熊本バス(約50分) → 御船町恐竜博物館前バス停下車
その他、詳しい情報は公式ホームページをご確認ください。
ホームページ:御船町恐竜博物館
岡山理科大学 恐竜学博物館
やっぱり展示室に出しましょうか…
標本庫にいますが、一応外からご覧頂けるようにはなっています。今週は土曜日まで通常通り開館しています。#恐竜学博物館 #岡山理科大学 #テリジノサウルス #therizinosaurus pic.twitter.com/ySCBoO9h01
— 岡山理科大学 恐竜学博物館 (@Museum_Dinosaur) July 17, 2019
岡山県にあるこちらの博物館でも、テリジノサウルスの化石を見ることができます。
化石はもちろんのこと、発掘調査から研究に関わるプロセスについてのなど、化石マニアには嬉しい情報も展示しているようです。
開館情報は以下の通りです。
開館情報
【開館時間】
10:00 - 16:45
土日祝日のみ予約制
※恐竜学博物館の見学希望者は、大学入口の守衛室で見学に来たことをお伝えいただき、展示施設の場所を示したパンフレットを受け取ってください。
※予約方法はホームページをご確認ください。
【観覧料】
無料
【所在地】
〒700-0005 岡山県岡山市北区理大町2−2
TEL : 086-256-9804
アクセス
【車で】
岡山自動車道岡山ICから約15分
※自家用車で来られる場合は、岡山理科大学東門からお入りください。
【公共交通機関で】
JR岡山駅 運動公園口(西口)からバスで約20分「岡山理科大学」下車 JR岡山駅 後楽園口(東口)からバスで約30分「理大東門」下車 JR法界院駅から徒歩約20分
その他、詳しい情報は公式ホームページをご確認ください。
ホームページ:岡山理科大学 恐竜学博物館
さらに、国立科学博物館で定期的に行われる恐竜博などでも、たまに展示されることがあるようです。
今日は #金曜日だから化石貼る #fossilfriday な日。というわけで、今朝は #恐竜博2019 より、#テリジノサウルス 類 #therizinosauridae で。まだ正式な学名がつけられていないが、どんな名称になるんだろう? pic.twitter.com/vE7vk0dzKe
— シンゲツ獣(ビースト) ブルームーン (@SGV_Destroyer) October 3, 2019
まとめ
いかがでしょうか。テリジノサウルスについての理解、化石についての知識を深められたでしょうか。
この記事では、
・テリジノサウルスの化石は日本でも発見されている。
・博物館で実際にテリジノサウルスの化石を見ることが出来る。
・現在は化石の販売はしていない。
ということをご紹介しました。
ぜひ実際にテリジノサウルスの化石を見に行ってみてください。