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その他の恐竜

サウロペルタの特徴|大きさや重さ、餌、化石や意味など解説

引用元:OTA DESIGN ILLUSTRATION FILE/おおたデザイン工房 - 恐竜/DINOSAUR/白亜紀前期

サウロペルタという恐竜を知っていますか?

サウロペルタは北米に生息していた、見た目が特徴的な恐竜です。

今回はそんなサウロペルタの、

・どんな恐竜なのか

・大きさや重さ、餌、化石について

・名前の意味

について紹介します。

 

サウロペルタはどんな恐竜なのか?

サウロペルタの分類や生息地など基本情報について見ていきます。

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引用元:遠い太古に思いを馳せる恐竜スレ : うしみつ-2ch怖い話まとめ-

サウロペルタ

科名 ノドサウルス科

分類 アンキロサウルス類、鳥盤類、ゲナサウルス類、エウリポッド類

生息地(発見地) 北米(アメリカ)

時代 1億2500万∼1億年前8(白亜紀前期)

繁殖形態 卵生

サウロペルタは、体が大きく全身に角を持つ四足歩行の恐竜です。

そして首と肩の上の角が特に大きく目立っています。また、後足の方が前足よりも長く、尻尾が非常に長くなっています。

口の前方には歯が無くクチバシがあり、奥の方にたくさんの歯が並んでいます。

サウロペルタの鎧のような見た目と角が特徴というのがわかりますね。

大きさや重さ

サウロペルタの大きさは5∼8m重さは2.6∼3.5トンです。

ノドサウルス科では中型です。

サウロペルタは草食恐竜です。

草食恐竜は葉や木の枝、木の実を食べていたと言われています。

名前の意味

サウロペルタは「トカゲの盾」という意味です。

腰の上部に骨質のコブが密着して頑丈な盾が形成されており、このような名前が付きました。

 

サウロペルタの化石

サウロペルタの化石が見られる場所はどこなのでしょうか。また、化石の販売はあるのでしょうか。見ていきます。

 

サウロペルタの最初の化石は1930年代に見つかりました。サウロペルタの化石は、かつて発見されたノドサウルス科の骨格としては最も保存状態が良く、傷が少ないものの一つと言われています。

現在、模式種S.エドワールドソルムがモンタナ州とワイオミング州で見つかっています。しかし、ユタ州からもS.エドワードソルムと違った種が見つかっています。

摸式種とは、基準種ということです。新属の記載をした際に、その基準として取り上げた種のことです。

サウロペルタの化石はどこに展示されている?

日本にサウロペルタが展示されているところは分かりませんでした。

しかし、海外にはノドサウルスの皮骨板標本(動物の表皮真皮中にみられる骨性の標本のこと)が展示されているところがありました。

ニューヨークのアメリカ国立自然史博物館です。

サウロペルタの化石は販売しているのか?

サウロペルタの化石は販売されていませんでした。また、レプリカでの販売もありませんでした。

化石がたくさん見つかっていれば、生態の分析やレプリカの再現もできるはずです。しかし、サウロペルタの生態の情報が少ないことからも、サウロペルタの化石は数がたくさん見つかっていないと考えられます。

これからサウロペルタの化石が見つかってくれば、化石の販売あるいはレプリカでの再現など出てくるのかもしれません。

 

サウロペルタの属するノドサウルス科とは?

繰り返しになりますが、サウロペルタはその生態についての情報があまりありません。ですが、属する科について知ることは意味があるのではないでしょうか。最後にサウロペルタの所属するノドサウルス科について詳しくみていきます。

 

ノドサウルス科の定義としては、「アンキロサウルスよりパノプロサウルスに近縁なアンキロサウリア」とされています。

ノドサウルス科の特徴としては以下が挙げられます。

・曲竜類恐竜の科

・生息地は北アメリカ大陸、アジア大陸、南極大陸、ヨーロッパ大陸

・ジュラ紀後期から白亜紀後に生息

また、見た目の特徴としてノドサウルス科は下記のような四足歩行で鼻面が狭い恐竜で、サウロペルタとも少し似ています。

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引用元:サイクリング・ウォーキング:福井・恐竜博物館 「よろい竜」化石を発見 白亜紀前期地層から歯2点 よろい竜で国内最古

ノドサウルス科にはどんな恐竜が分類されているのか?

ノドサウルス科に分類される恐竜にはどんな同条件があるのかみていきます。

ノドサウルス科に分類される際にポイントが4つあります。

・眼窩の上の突起が丸みを帯びていること

・後頭が基後頭骨のみから派生していること

・前上顎骨の上にオーナメントが存在すること

・肩峰がノブのような突起であること

しかし最後の、肩峰がノブのような突起があることについては曖昧な特徴という風に言われています。

そして、すべてのノドサウルス科の恐竜は、四足歩行で重厚な作りの草食恐竜です。また、小さな歯を持ち、体の表面は傍矢状の皮骨の列を持っています。

 

まとめ

・サウロペルタは体が大きく前進に角を持つ四足歩行の恐竜

・大きさは5∼8m、重さは2.6∼3.5m

・葉や木の枝、木の実を食べていた

・「トカゲの盾」という意味

サウロペルタについて知ることはできましたか?

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