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その他の恐竜

テノントサウルスの生態や名前の意味、特徴などを徹底解明

テノントサウルスという恐竜を知っていますか?

「少しだけ見たことある!」

「名前は聞いたことある!」

という方もいると思いますが、

今回は恐竜初心者の方でもわかりやすいように、テノントサウルスのことを詳しく解説していきますね。

ここではテノントサウルスの

・時代背景

・大きさや体重

・名前の意味、由来

・どんなものを食べていた?

・テノントサウルスの最大の特徴を解明

について解説していきます。

 

テノントサウルスの時代は?いつ生きていたの?

まず、テノントサウルスの生きていた時代は白亜紀前期

 

その時代、白亜紀では恐竜やワニ、などの爬虫類が支配していました。やはり!と思う方もいると思いますが、恐竜初心者の私にとっては驚きのような恐怖のような発見です。

怖い動物達がこの地球に最も多く存在していたなんて!今では考えられない世界ですね。

 

白亜紀は今から1億4500万年前から6600万年前です。
この時代は前のジュラ紀から続いている中生期最後の時代とも言えます。

 

恐竜の時代です。

 

この弱肉強食の時代を生きていた恐竜はたくさんの身体の武器を使うことや
気候の変化などに適応することが生き残る為には大事です。

その時代を生きていたテノントサウルスの大きさや体重などの特徴を見ていきましょう。

 

テノントサウルスってどんな恐竜?大きさと体重は?

恐竜と言っても、その体の大小で戦い方や守り方も違ってきます。
つまり、体の大きさは生き残るうえで重要な要因なのです。
では、テノントサウルスの実際のサイズはどうだったのでしょうか?

恐竜の醍醐味!!テノントサウルスの大きさは?

恐竜が動いたり、博物館などで模型を見るととっても迫力があり大きいですよね。

 

テノントサウルスの体長は5〜8m。

 

テノントサウルスのような大きい草食恐竜は肉食恐竜から自分を守るため大きい作りになっています。

 

身体が大きい方が敵の肉食恐竜は倒すのが大変だし、
よほどお腹が空いてない時以外は襲う前に諦めたりすることもありそうですね。

 

実際に色んな図鑑や博物館で、テノントサウルスが肉食恐竜(デイノニクス)に集団で襲われている化石が発見され、資料として残っています。

 

引用:テノントサウルス、ディノニクス、パキケロファロサウルス、プテラノドン

これを見ると小さい肉食恐竜は集団でないと勝てない相手だったということがわかります。

ちなみに戦う時は上下に幅広く、
長さは胴体の2倍もある発達した尾を使って襲ってくる敵と戦っていたそうですよ。

尾を振り回して戦っていたんですね。とても迫力がありそうです。

 

私たちがよく見るアジアゾウは体長5.5m―6.5m。
「あれ?意外と恐竜としては小さい方なのかもしれない。」と思った私は初心者だからでしょうか。

意外と重い!?テノントサウルスの体重

先ほどの大きさでなんとなく予想できる方もいらっしゃるかもしれないですね。

実際の重さですが…

テノントサウルスの体重は約1トンあります。

 

しかし、身体が重いと動きが遅くなり、歩くのも戦うのもゆっくりになってしまうと思いませんか?

でも、1撃の破壊力は凄まじいものなので当たれば致命傷になり、戦うときには有利に働くのではないでしょうか。

考えるだけで怖いですね。

「1トンの重さなんてわからない!」という方のために象と比較してみましょう。

 

象は大体約6700kgです。

これは全長の違いでテノントサウルスが重い計算になっているのだと思います。
象でもとっても重そうなのにテノントサウルスはもっともっと重かったのです。

引用:アジアゾウ

 

テノントサウルスってどういう意味?名前の由来

運動能力がある恐竜ほど生き残っていける時代なのでしょう。
恐竜に無知な私は最初テノント?テナント?とおバカなことを思っていましたが、

・テノントサウルス意味は「腱のあるトカゲ」という意味です。

・テノンとはギリシャ語で<腱>を表す言葉です。

それほど腱が強靭な恐竜だったのでしょう。腱があるとパフォーマンスも高くなります

テノントサウルスは最も数の多い恐竜だったそうですので、
腱とパワーのおかげで数を増やしていけたと言っても過言ではないような気がします。

 

テノントサウルスの主食は?何を食べていたの?

恐竜は雑食か肉食か草食か。

テノントサウルスはどれに当てはまるのでしょうか。

引用:クサソテツ

・テノントサウルスは草食恐竜。

・4本と2本足で高い所や低い所のソテツやシダ、球果植物を食べていた。


これらは白亜紀に多くあった植物です。沢山食べるのかな?と思いましたが、
調べて見るとそうでもないようです。

動物の中には自分で体温を作ることが出来ない外温性動物がおり、ワニや蛇などの爬虫類などが該当します。
テノントサウルスは爬虫類です。

このような外温性動物は食事によって体内で体温を作ることが出来ません。
なので、燃費が良く、腹持ちが良いため、食べる量は少なくて良いそうです。

代わりに、体温調節は上手くないようです。
その為、たくさん食べて人間のように体温を調節するのはできないみたいですね。

また、水はとても大切な役目をしています。水で絶滅した恐竜がいるそうです。
これは人間も動物も変わらないのですね。

恐竜は現在の放牧されている動物のように水を求めて移動していたのかもしれませんね。

赤ちゃん恐竜
今日、ご飯を食べれても、明日は食べるものがないってこともあるんだ〜
常に食べ物が手に入らないからこそ、燃費を良くする必要があったんじゃなー
恐竜博士

 

テノントサウルスの特徴ってなに?脚について

ここでは「腱のトカゲ」とも言われていたテノントサウルスの脚について解明していきます。

テノントサウルスは恐竜の中でも運動能力が高い恐竜です。

 

なぜなら、テノントサウルスは鳥脚類といって2足歩行や2足、
4足歩行の草食恐竜に分類されています。

この脚力は肉食恐竜に追いかけられても逃げれるくらい速いみたいです。

先ほど例をあげたように肉食恐竜は複数で狩りをしないと逃げられてしまう恐竜だったのかもしれませんね。

 

腱とは筋肉と骨をつないでいるもので、
2016年の研究では腱の発達には運動も必要なのがわかってきました。

この腱はバネのような働きをしていて筋肉の働きをサポートしてくれるので、
足が速くなるためには腱を鍛えることが重要みたいです。

赤ちゃん恐竜
足の早さなら負けないよ〜
敵からいかに早く逃げられるかはこの時代で生き残るためには必須能力なのじゃ
恐竜博士

名前につけられるほど腱が強靭な恐竜だったのです。
腱の強さを武器にし、強靭な尾で敵を倒し、数を増やしていったのでしょう。

 

テノントサウルスまとめ

このようにテノントサウルスのことを調べるととても画期的な恐竜だったようですね。

1、体長は5〜8メートル、体重はおよそ1トン

2、名前の由来は腱のあるトカゲという意味

3、白亜紀に多くあったソテツやシダ、球果植物を食べていた

4、腱が鍛え抜かれた恐竜、テノントサウルス

テノントサウルスの生態、お分かりいただけましたか?
私も恐竜を調べていくうちに、手にとって恐竜を見ているような感覚になりました。

皆さんも今度、爬虫類の動物を見たら

これは…

“テノントサウルスの仲間で恐竜と共に生きていたのかもしれない”と思うようになるかもしれませんね。

初心者の方でも恐竜の新しい、発見の楽しさを知っていただけたら嬉しいです。

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