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その他の恐竜

マイアサウラの大きさや重さ、餌などの特徴!子育てしたって本当?

引用元:Amazon.co.jp : 図鑑 恐竜

マイアサウラという恐竜を知っていますか?

恐竜の中で初めて子育てを行ったと言われている恐竜です。

今回はこのマイアサウラの、

・大きさ、重さ、餌などの特徴

・本当に子育てをしていたのか

について紹介します。

 

マイアサウラはどんな恐竜?

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引用元:Amazon.co.jp : 恐竜図鑑

マイアサウラ

科名 ハドロサウルス科

分類 爬虫綱、双弓亜鋼(そうきゅうあごう)、鳥盤類

生息地(発見地) 北アメリカ大陸(アメリカ合衆国)

時代 8000万年∼7400万年前(白亜紀後期)

繁殖形態 卵生

マイアサウラの特徴として3つ挙げられます。

・子育てをしていたと言われている

・成長の早さ

・群れで移動していた

子育てをしていたと言われている

マイアサウラは「子育て恐竜」として有名な恐竜です。

恐竜の中では初めて子育てをしたと考えられており、名前の意味は「良い母親トカゲ」や「善良な地母トカゲ」です。

成長の早さ

マイアサウラの大きさは約9m、重さは約5トンと言われています。

生まれた時は人間の赤ちゃんと同じくらいですが、1∼2ヶ月で1.5m、2年で3mと成長が早かったと考えられています。

生後6∼7年ほどかけ全長6m以上に達し、その後はゆっくりと成長していたと考えられています。

群れでの移動

マイアサウラは植物を食べる草食恐竜です。

植物食に適した無数の頬歯を持っていました。

また、季節ごとに1万頭以上の群れで移動していました。これは広大な範囲に見つかった、ボーンヘッド(骨化石を内部に含んでいる土層)の中の骨の同定に基づいて予想されている数字です。

 

マイアサウラの化石の発見者は?

マイアサウラの化石の発見者は有名な人と言われています。

誰なのでしょうか。

 

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引用元:Jurassic Park logo and symbol, meaning, history, PNG

マイアサウラの化石の発見者は、アメリカ合衆国の古生物学者ジョン・R・ホーナーです。

名前だけではしっくりこないかもしれません。ジョン・R・ホーナーは、「ジュラシック・パーク」のテクニカルアドバイザーを務めた人です。

テクニカルアドバイザーとは、「監修」と同じ役割であり、制作に密接に密接に関わることはなく、外部スタッフの立場から制作に関わる意見をする人です。

また、マイアサウラの記載年は1979年で、この記載者もジョン・R・ホーナーとなっています。

 

マイアサウラは本当に子育てをしていた?

結論からいうと、マイアサウラが子育てをしていたかはまだわかっていません。子育てをしていた説、していなかった説それぞれみていきます。

子育てをしていた説の根拠

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引用元:新発見 恐竜時代の支配者 進化するモンタナの恐竜たち 見どころガイド | くまにち すぱいす

発見された化石から、鳥のような子育てをしていたと考えられています。

マイアサウラの化石は、地面に掘られた直径2mほどの化石化した巣のすぐそばで見つかりました。

また、化石化した卵や発達状態の異なる子どもの化石などが、巣の中や外に15体見つかりました。

発見された化石から以下の発見がありました。

・後肢の骨が完全に骨化していなかった

・幼体がすり減った歯を持っていた

これらから、後肢が発達しておらず歩けないはずなのに歯がすり減っていたということから、親からエサを与えられていたと考えられています。

子育てはしていなかった説の根拠

子育てをしていた説に、「鳥のような子育て」をしていたと考えられている、とありました。

しかし、にわとりを例にとってみると、幼体であるひよこは後肢が骨化していなくても孵化直後から歩き、エサを探すことができます。

このことから、マイアサウラも孵化直後から歩くことができ、自力でエサを探していたと考えられています。

 

https://twitter.com/happi_taro/status/1170115211069546496?s=20

マイアサウラの名前の意味は子育てをしていたことが由来ですが、その子育てをしていなかった説がでているのですね。

しかし子育てをしていた説の方が浸透しているようですね。

 

マイアサウラは自分で卵を温めない?

マイアサウラの卵は植物が温めていたと言われています。

どういうことなのかみていきます。

 

マイアサウラの巣は、直径2mほどのすり鉢状のもので、7∼8mの間隔をあけて複数見つかっています。

たくさんの巣の化石が地層の上下に重なって見つかったことから、集団営巣していたと考えられています。

 

巣の中からは植物の化石も見つかっています。

この植物の化石から、卵を温める際に植物の上に卵を産んで、植物の発酵分解や地熱によって温めていたと言われています。

これはマイアサウラの重さが5トンと大きく、卵をつぶしてしまう可能性があったからだと考えられています。

 

まとめ

・マイアサウラの大きさは約9m、重さは約5トン

・マイアサウラは草食恐竜

・子育てをしていたかはわかっていない

・マイアサウラの卵は植物が温めていた

マイアサウラについて知ることはできましたか?

 

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