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その他の恐竜

カマラサウルスはどんな恐竜?歯や体重、由来など特徴を解説

引用元:館長の恐竜おもちゃ発掘記 2010年01月

カマラサウルスという恐竜を知っていますか?

この恐竜はアメリカ大陸で最も繁栄していた草食恐竜の一種と言われています。

今回はそんなカマラサウルスの

・どんな恐竜なのか

・歯や体重、名前の意味

について紹介します。

 

カマラサウルスはどんな恐竜なのか?

カマラサウルスがどんな恐竜なのか基本情報をみていきます。

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引用元:恐竜の名前から恐竜博物館・公園を探す | 恐竜百科

カマラサウルス

科名 カマラサウルス科

分類 竜脚類、竜盤類、竜脚形亜目、マクロナリス類

時代 1億6100万∼1億4600万年前(ジュラ紀後半)

生息地(発見地) 北米(アメリカ)

大きさ 18∼21m

食べ物 植物

繁殖形態 卵生

カマラサウルスは北アメリカでよく知られている竜脚類で、脳が非常に小さいことで知られています。このことから、カマラサウルスは考えることがなかったと考えられています。

体の作りとしては、背中が水平に近く、尻尾は短めでした。そしてカマラサウルスは後足だけで立つことができなかったと言われています。

また、両足に5本の指を持ち、その内側には防御のために鋭い爪を持っていました。前足に1つ、後足に3つ鉤爪を持っていました。

 

カマラサウルスの化石

カマラサウルスは多くの化石が発見されており、竜脚形類の研究に役立っています。カマラサウルスの化石について詳しくみていきます。

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引用元:手のひらサイズで恐竜を楽しむ! 「恐竜造形大博覧会」レビュー|海洋堂広報ブログ|フィギュアの造形企画製作、販売を行う株式会社海洋堂

最初に化石が発見されたのは1877年と、今から100年ほど前のことですが、完全な骨格が発見されたのは最初に発見されてから50年後のことでした。

そして、大人と子どもの化石が一緒に発見されており、群れで行動していたと考えられています。

しかし、卵の発見が他の恐竜のように巣に並んで見つかるのではなく、列になって見つかったことから、子育てはしていなかったと言われています。

カマラサウルスの化石は販売されているのか

結論からいうと、カマラサウルスの化石は現在売却済みで販売されていません。

しかし、過去に販売されていたものには歯、脊椎骨があります。

値段は不明でした。

 

販売サイトはこちらです。

カマラサウルスの化石販売エリア,Camarasaurus,sale

現在は売却済みの状態なので、今後販売される可能性がありますね。

 

カマラサウルスの化石が展示されている場所

日本国内でカマラサウルスの展示がある場所を2つ紹介します。

他にも展示されている場所があるかと思いますが、それぞれの博物館で展示されている恐竜の種類をすべて調べることが難しかったため、今回は確実に展示されている場所を紹介します。

群馬県立自然史博物館

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引用元:「群馬県立自然史博物館」恐竜に会える?46億年前の世界へGO!

〒370-2345 群馬県富岡市上黒岩1674-1

TEL 0274-60-1200

ホームページ gmnh.pref.gunma.jp

 

カマラサウルスの歯や体重、名前の意味などの特徴

次にカマラサウルスの歯や体重、名前の意味などの特徴についてみていきます。

カマラサウルスの歯

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引用元:化石(レプリカ) - DINO STORE

カマラサウルスの歯は、一つ一つが大きくスプーン型をしています。

歯の淵でかみ砕いて、かなり固い植物を食べていたと考えられています。

固い植物を食していたことから、消化を助けるために石を飲み込み、その石の表面が滑らかになり役に立たなくなると、吐き出すか排泄していたと考えられています。

カマラサウルスは長距離移動していた?

2011年にカマラサウルスの歯の研究から、カマラサウルスは毎年300㎞ほどの距離を移動していたと発表されました。

2011年と最新の発表ですが、新たな発見として浸透しつつあるようです。

 

この研究の内容としては、酸素同位体とカマラサウルスの歯の生え変わりに着目しています。

標高の高いところでは酸素同位体の割合は低く、標高の低いところでは酸素同位体の割合は高い傾向にあります。

そして、カマラサウルスの歯は5か月ごとに生え変わります。

これらを踏まえて研究した結果、カマラサウルスの歯は奥歯と先の歯では酸素同位体の割合が違っていました。

このことから、カマラサウルスは標高の高いところと低いところを5か月のうちに移動していたことがわかったのです。

カマラサウルスの体重

カマラサウルスの体重は20∼30トンと言われています。

大型の草食恐竜ですが、同時期の竜脚類としてはそれほど大きくなかったようです。竜脚類の中では中型と言われています。

カマラサウルスがそれほど大きくないというのは、子どもたちも認知している情報のようです。

カマラサウルスの名前の意味

カマラサウルスの名前は「空洞を持つトカゲ」「小さな部屋のあるトカゲ」という意味です。

体重を抑える作りになっている脊椎に由来していると考えられています。カマラサウルスの脊椎は空胞が多くあり、軽量化装置の役割として特化していました。

このことから上記の意味で名付けられました。

 

まとめ

・カマラサウルスは北アメリカで最もポピュラーな竜脚類で、脳が小さいことで知られている

・歯は一つ一つが大きく、スプーン型をしている

・体重は20∼30トンで、竜脚類の中では中型

・名前の意味は「空洞を持つトカゲ」や「小さな部屋のあるトカゲ」

カマラサウルスについて知ることはできましたか?

 

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