ショニサウルスは海で生息している未知な恐竜です。
そのため「どんな恐竜なのかもっと詳しく知りたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは
ショニサウルスのことをもっと知りたい!
大体のことは知ってるけど、深く知りたい!
という方のために
・生息時期
・体長や体重
・どんな物を食べていたか
・名前の由来と特徴
・ショニサウルスが恐竜かどうか
・化石について
を解明していきます。
目次
ショニサウルスはどんな時代に生きていたの?生息時期は??
生息時期は今からどのくらい前なの?
どんな時代に生きていたのか気になる!
という方のためにまず、ショニサウルスの生息時期を解明していきましょう。
引用:地質図と時代区分について
ショニサウルスは北アメリカ大陸で2億2700万年前〜2億600万年前の三畳紀後期に生息していました。
引用:三畳紀の海洋生物の大量絶滅と恐竜の多様化は200万年続いた雨が原因か?
ショニサウルスはそれも後期カーニアンという時代に誕生したようですね。
三畳紀という時代は記録的な「カーニアン多雨事象」という雨の時代が続き、その後噴火によって多くの溶岩が流れ出し、地球上の陸と海の生物の半分ほどが絶滅しました。
その後、海に住む海竜や空を飛ぶ翼竜が現れ、哺乳類の祖先が誕生した時代となったのです。
このように恐竜の時代の初めに多様化した恐竜がたくさん出現しました。
そこに登場したのがショニサウルスということですね。
ショニサウルスの体長や体重は?クジラと比べると??
ショニサウルスは大きいの?!
具体的なもので比較したい!!
という方のために
ここではショニサウルスの
・体長
・体重
を解明していきます。
ショニサウルスの体長は?大きいの??
ショニサウルスの体長は
・全長約15ー20メートル
・三畳紀に生息していた海竜の中では最大級
この大きさだけ言われてもわからないと思うので、ここでは海でホエールウォッチングなどで見れるザトウクジラと比べてみて大きさを実感してみましょう。
ザトウクジラは体長およそ15ー16メートル。
大体ショニサウルスと同じくらいです。
今度海に行った時クジラを見たらショニサウルス思い出しそうですね!
ショニサウルスの体重は重い??クジラと比べると??
続いて体長に続いて体重も見ていきましょう。
ショニサウルスの体重は約20ー35トン。
これも同じくザトウクジラと比べて見ましょう。
引用:ArtTower
ザトウクジラは約30トンです。大体ショニサウルスと同じくらいですね。大きさも体重も似てますね。
これだけ大きければ海の中でも存在感はかなりあったはずです。
ショニサウルスはどんな物を食べていたの??主食は??
ショニサウルスは肉食(魚やイカなど)です。
歯は幼い頃にあり、主食は魚やアンモナイトなどで、成体になるとその歯はなくなり、クジラのようにプランクトンを食べていました。
幼い時にあった歯がなくなるなんて人間と逆ですね。
栄養をたくさん蓄えて成長して、大人になると少しの量だけよかったのかもしれませんね。クジラは最初からヒゲのような歯があるのでそこは違いますが、食べるものが一緒だったんですね。
ショニサウルスの名前の由来と特徴は?どんな恐竜??
ここでは
ショニサウルスのことがもっと知りたい!!
どんな恐竜なのか教えて!!
という方のために、
ショニサウルスの名前の意味
ショニサウルスの特徴
を解説していきます。
ショニサウルスの名前はどんな意味がある?
ショニサウルスは
「ショニ」シュショーニ山脈+「サウルス」トカゲ
という意味です。
アメリカのシュショーニ山脈で見つかりました。
1920年にネバナ州で初めて発見され、30年後の発掘で37個もの化石が発見されました。
そして1976年にこの名前に命名されました。
化石が見つかっても命名するのに時間がかかるのですね。
ショニサウルスの特徴は?どんな特徴を持っている??
ショニサウルスの特徴は
細長い口と大きな目です。
胴体はとても太くヒレも大きく現在の魚に比べるとかなり異様な形をしていて、
尾びれは現在の魚と似ていますが、背びれはあまり発達していません。
これらが特徴といえます。
全体的に今の魚に比べると所々違うからだをしていたようですね。進化して今の魚の形になったのでしょう。
ショニサウルスってどんな恐竜なの??
そもそも恐竜というのは直立歩行をする爬虫類のことです。
よってこの時点でショニサウルスは恐竜ではありません。
ショニサウルスは海竜類という爬虫類の動物なのです。
引用:鳥は恐竜の末裔
驚きですよね!サウルスがついてれば恐竜だと思っていた私は衝撃でした。
爬虫類で、その時代に生きていた動物は他にも翼竜類、海竜類、首長竜類、ワニ類などがあります。
ショニサウルスと同じ三畳紀の魚竜類は他にもシャスタサウルスやベサノサウルスなどがいます。
こんなにこの時代の生き物たちは細かく分類されていたのです。
驚きですよね!
ショニサウルスの化石は見れるの?!どこで見れる??
ネバナ州で発見された化石は
ベルリンのイクチオサウルス州公園で見ることが出来ます。
引用:Berlin-Ichthyosaur State Park
こんな壮大の場所で化石が見れるなんて良いですね!
でも、、海外だし、、行けないな。。という方のために動画をご用意しました!!
海で生息していた恐竜の中にショニサウルスが映っています。
とってもリアルに描かれていますよね!
そして、化石を日本国内で見たい方は2018年に北九州に展示されたので、
日本の国内で見ることも出来るかもしれません!
いつか国内で実物を観れる時がくるといいですね!
まとめ
ここではショニサウルスの
・2億2700万年前〜2億600万年前の三畳紀後期に生息。
・全長約15ー20メートル。体重は約20ー35トン。
・肉食であり、イカや魚などを主に食べていた。
・名前の由来は「ショニ」シュショーニ山脈+「サウルス」トカゲ
・竜類という爬虫類の動物だった。
・ベルリンで化石が見れる。
ということがわかりました。
私自身も大きい発見がありました。みなさんもここでショニサウルスのことをもっと知る機会になれば嬉しいです。