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ヤンチュアノサウルスの特徴|体長や意味、餌、鳴き声などを解説

引用:pixiv

赤ちゃん恐竜
ねえねえ、ヤンチュアノサウルスってどんな恐竜なの?

 

ヤンチュアノサウルスはジュラ紀のアジアを代表する大型の肉食恐竜です。

1976年、ダム建設の工事中に最初の化石が発見されてから、次々に状態の良い化石が発掘され、比較的研究が進んでいます。

 

とはいえ、知名度は決して高くないので、あまり知識がない人も多いでしょう。

そこで今回は、ヤンチュアノサウルスについて

 

◎ヤンチュアノサウルスはどんな恐竜?

    ・体長

    ・名前の意味

    ・鳴き声

◎ヤンチュアノサウルスの餌と強さ

◎似ている恐竜とその比較

 

について詳しく紹介していきます。

 

体長や意味、鳴き声は?ヤンチュアノサウルスの特徴

引用:pixiv

まずはヤンチュアノサウルスの特徴について解説していきます。

 

基本情報は次のようになっています。

名前 ヤンチュアノサウルス
学名の由来 永川(ヤンチュアン)のトカゲ
分類 獣脚類 シンラプトル科
生息時代 中世代ジュラ紀中期(約1億6.830万年~1億6.350万年前)
生息地 中国四川省
体長 約8~10m
体重 約3t
食性 肉食
赤ちゃん恐竜
中国で発見されているんだね!

 

そうなんです、ヤンチュアノサウルスは今から約1億6.830万年~1億6.350万年前中生代ジュラ紀中期中国に生息していました。

そして、ヤンチュアサウルスはティラノサウルスと同じ、獣脚類に分類されています。

赤ちゃん恐竜
へえ、ティラノサウルスと同じなんだね!

 

では、ここからヤンチュアノサウルスについて

 

・体長

・名前の意味

・鳴き声

 

に分けて、さらに詳しく解説していきます。

体長

ヤンチュアノサウルスは、体長約8~10m体重が約3tと、この時代の中国では最大級の大きさです。

身体の大きさに比べて頭部が大きく、頭骨だけでも約1mありました。

赤ちゃん恐竜
頭の骨だけで1mなんてかなり大きいね!

 

しかし頭骨の中は空洞の部分が多く、巨大な身体の割には体重が軽いことが特徴です。

 

これによって、大きな体でも俊敏な動きができ、狩りにも役立っていたと考えられています。

名前の由来

ヤンチュアノサウルスは中国四川省の永川(ヤンチュアン)で発見されました。

そして、そのまま地名が学名に使われ「永川(ヤンチュアン)のトカゲ」という意味で名付けられました。

 

つまり、ヤンチュアノサウルスの名前は、発見された場所からそのまま名付けられたということになります。

シンプルな由来だと、覚えやすくていいかもしれないな。
恐竜博士

鳴き声

赤ちゃん恐竜
ヤンチュアノサウルスの鳴き声とかって分かってたりするの?

 

残念ながら、ヤンチュアノサウルスの鳴き声については、まだわかっていません。

ただ、現在の研究から、一般的に恐竜の鳴き声は、鳥やワニに近かったとされています。

つまり、ヤンチュアサウルスについても、そのような鳴き声だった可能性が高いでしょう。

 

とはいえ、本当はハトのような鳴き声だったのではという説も出ており、もしかすると想像しているよりも可愛らしい鳴き声だった可能性もあります。

今後の研究に期待じゃな。
恐竜博士

 

ちなみに、茨城県自然博物館の展示で、ヤンチュアノサウルスの鳴き声を想像して作られています。

こちら、動画になっていますので、気になる方は、参考にしてください。

 

ヤンチュアノサウルスの餌や強さは?

引用:pixiv

赤ちゃん恐竜
ヤンチュアサウルスの特徴については、分かったよ〜。ところでさ、ティラノサウルスと同じ種類ということは、やっぱり肉食恐竜なのかな?

 

はい、まさにその通りで、ヤンチュアノサウルスは肉食恐竜でした。

赤ちゃん恐竜
やっぱりそうなんだね!何を餌にしていたの?

 

この時代の中国大陸には、竜脚類のマメンチサウルス、

剣竜類のトゥオジャンゴサウルス

が生息していました。

 

ヤンチュアノサウルスはこれらの大型の植物食恐竜を捕食していたと言われています。

赤ちゃん恐竜
マメンチサウルスって相当大きいよね?そんな大きい恐竜を倒すことができたということは、相当強かったってこと?

 

もちろん、獣脚類に分類されているだけあって、それなりに筋肉が発達していたことは、間違いありません。

しかし、ティラノサウルスのような圧倒的な強さがあったのかというと、そんなことはありません

 

実際、自分より大きな体格であったマメンチサウルスには、むやみやたらに襲い掛かるのではなく、弱った時を狙って捕食していたと言われているぞ。どちらかというと、賢さがあったのかもしれないな。
恐竜博士

 

しかし、ヤンチュアノサウルスは筋肉以上に発達していた部分があり、それにより生き残ることができたと言われています。

 

それは、嗅覚と首の柔軟性です。

 

実は、ヤンチュアノサウルスは頭骨に空洞が多かったと言われています。

そして、頭骨に空洞部分が多いことは、嗅覚や呼吸機能の向上に役立っていたという利点がありました。

 

優れた嗅覚で敏感に獲物を察知することができたのです。

そして、首の柔軟性が高く、これも獲物を見つけるために役立っていました。

つまり、ヤンチュアノサウルスは筋肉というよりは、俊敏性と嗅覚を利用して、厳しい環境の中を生き抜いてきたということじゃ。
恐竜博士

 

 

さらに、これに加えて長い尻尾を揺らしながらバランスをとることができました

軽い身体と発達した筋肉、優れたバランス感覚を持ち合わせており、走ることに非常に長けていたのです。

 

ヤンチュアノサウルスと似てる恐竜はいるの?

引用:恐竜図鑑

赤ちゃん恐竜
ヤンチュアノサウルスについては大体わかったよ。ちなみにさ、似てる恐竜なんていたりするの?

 

たしかに、それぞれの恐竜には、似てる恐竜がいることが多いので、ヤンチュアノサウルスにはもいるのかどうか、気になりますよね。

 

結論から言えば、ヤンチュアノサウルスに似てると言われている恐竜はいます。

それは、シンラプトルです。

 

引用:恐竜のデジタル図鑑

赤ちゃん恐竜
たしかに見た目は似てるね!

 

シンラプトルはヤンチュアノサウルスの近縁種と言われているので、似てるのは当然と言えば当然なのかもしれません。

では、見た目以外の部分が似てるのかどうかも、比較していきます。

 

ヤンチュアノサウルスとシンラプトルを基本情報は、次の表の通りです。

名前 ヤンチュアノサウルス シンラプトル
学名の由来 永川(ヤンチュアン)のトカゲ 中国の盗賊
分類 獣脚類 シンラプトル科 獣脚類 メトリアカントサウルス科
生息時代 中世代ジュラ紀中期(約1億6.830万年~1億6.350万年前) 中生代ジュラ紀中期~後期(約1億6770万年~1億5730万年)
生息地 中国 四川省 中国 新疆(しんきょう)ウイグル自治区
体長 約8~10m 約7~8m
体重 約3t 約1~3t
食性 肉食 肉食
赤ちゃん恐竜
情報を比べてみても、似てるところが多いね!

 

本当に似てるところが多い、ヤンチュアノサウルスとシンラプトルですが、当然違うところもあります。

それは、次の3点です。

 

・ヤンチュアノサウルスはシンラプトルに比べて歯が大きく、少ない

・ヤンチュアノサウルスの方が首の柔軟性に富んでいる

・シンラプトルは顔が長く、正面から見ると横幅が狭い

 

赤ちゃん恐竜
なるほど~。違うところも結構あるんだね!

 

先ほども説明したとおり、ヤンチュアノサウルスの首の柔軟性は本当に特徴的なので、それを確認すれば、すぐにヤンチュアノサウルスだと気付くことができます。

また若干ですが、シンラプトルの方が全体的に小柄なため、正面から見ると細く見えます。

このあたりから、ヤンチュアノサウルスとシンラプトルの違いを見分けることができます。

 

ちなみに、ヤンチュアノサウルスとシンラプトルはほぼ同じ時代に中国大陸に生存していたのじゃが、その中でも生息地域や獲物が違っていたため、両種は喧嘩することなく、生き残ることができたのじゃ。
恐竜博士

 

まとめ

引用:恐竜図鑑

 

今回はヤンチュアノサウルスについて解説していきました。

まとめると、このようになります。

 

・ヤンチュアノサウルスはジュラ紀中期の中国に生息した大型肉食恐竜

・名前の由来は生息地にちなんでいる

・大型の植物食恐竜を捕食していた

・軽い身体と柔軟な首、発達した筋肉で俊敏に獲物を捕らえていた

 

ヤンチュアノサウルスについて理解を深めていただけたと思います。

アジアに生息していたカッコイイ恐竜ヤンチュアノサウルスの今後の研究にも期待しましょう。

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