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ヒプシロフォドンの特徴|全長、重さ、意味、餌、生息地など解説

引用:ヒプシロフォドン(Hypsilophodon) | 恐竜図鑑

 

鳥のような顔で二足歩行のヒプシロフォドン、この不思議な風貌に興味を持つ人が沢山いるのではないでしょうか?

 

「ヒプシロフォドンってどんな恐竜なの?」

 

という疑問を持たれた方、ここでは、そんな方のためにヒプシロフォドンについて以下のことを解説していきます。

 

・ヒプシロフォドンの特徴

・ヒプシロフォドンの全長や重さ

・ヒプシロフォドンの餌

・ヒプシロフォドンの生息地 

・ヒプシロフォドンの属名や意味 

 

では、見ていきましょう。

 

ヒプシロフォドンの特徴

これがヒプシロフォドンの基本情報です!!

科名 ヒプシロフォドン科
分類 鳥脚類、ゲナサウルス類、ケラポッド類、鳥盤類
生息地(発見地) ヨーロッパ (主にイギリス)
時代 1億3000万年~1億1500万年前(白亜紀前期)
全長 約2m
体重 約20kg
食べ物 植物
繁殖形態 卵生

 

ヒプシロフォドンは1849年に化石が発見された恐竜です。

 

はじめにヒプシロフォドンの化石が見つかってからおよそ40年間もの間イグアノドンの幼体と言われていました。新しい種の恐竜だということを認められてからトマス・ヘンリー・ハクスリーにより1889年になって新らしく「ヒプシロフォドン」という名前がつけられました。

 

上記からもわかるようにヒプシロフォドンはイグアノドンに似ている種類の恐竜ということでイグアノドン系の最初の恐竜とも言われています。

 

また、ヒプシロフォドンで語る上で外せないのは、

二足歩行

大きなクチバシ

といった2つの特徴です。

 

どういった特徴だったのかそれぞれ詳しく説明していきます。

 

二足歩行

1つ目は二足歩行だったことです。体の大きさの割に長い後肢と大きな目を持っていて、膝から下が長かったことにより速く走れたのではないかと言われ、長い尾でバランスをとっていたと考えられています。

敵をいち早くに見つけるための大きな目を持ち、敵から素早く逃げるためのスピードが武器だったんですね。前肢は5本指になっていて、薬指と小指は退化して小さくなっているが、残り3本の指でものを掴んだりすることができました。

大きなクチバシ

2つ目は大きなクチバシです。ヒプシロフォドンにはクチバシがありました。ですが、現代の鳥類との違いがあり、口の中に植物をすり潰すための歯が備わっていました。

上顎の口の先には尖った歯を持ち、奥歯には木の葉型の歯がありこの歯で植物を刻んで食べていました。

 

この2つがヒプシロフォドンの最大の特徴と言ってもいいでしょう!!

 

他にも、以前は木の上で生活をしていた恐竜だと考えられていましたが、最近の研究が進んだ事により本当は陸上で生活していた恐竜だった事がわかりました。

 

ヒプシロフォドンの全長と体重

ヒプシロフォドンの全長は約2mで体重は約20kgです。

引用:ヒプシロフォドン - Wikipedia

人と比較してみると目線は成人の膝上くらいになりそうですね。小型の恐竜だったことがわかります。

 

体重も人間で例えると小学1、2年生くらいの体重で恐竜の中ではかなり軽いですね。

 

ヒプシロフォドンは鳥脚類の中でも小さい方だと言われています。

 

ヒプシロフォドンの餌

ヒプシロフォドンは草食恐竜で、葉、草や枝、木の実を食べていました。

 

ヒプシロフォドンの口は鳥のようにクチバシがありましたが、その口の中には植物をすり潰すための歯が備わっており、上顎の口先には尖った歯、奥歯には木の葉型の葉がありこの歯で植物を刻んで食べていたと言われています。

 

進化型の鳥脚類では口先の歯は退化して無くなっていますが、ヒプシロフォドンは上あごの口先にまだ歯が残っています。

引用:ヒプシロフォドン、足が速かった原始的な鳥脚類

 

クチバシなのに口の中に歯があるなんて不思議な感じですね。現代の鳥類にはない特徴を持っていたんですね。

 

ヒプシロフォドンの生息地

ヒプシロフォドンはヨーロッパ(イギリス)に主に生息していました。

 

当時のヨーロッパの気候は温かく湿潤な気候でした。

 

生物が誕生してから、一番温かい気候だったとも言われています。

白亜紀前期頃には、一時的な寒冷化になった時期もあったそうですが、現在よりも海水温が高く、安定していたことがわかっています。当時の二酸化炭素濃度が現在よりも4~10倍ほど高かったとも言われています。

 

上記から分かるように、ヒプシロフォドンのいた環境は植物にとっても恐竜にとっても良い環境でした。このことから植物が繁茂して、そのおかげで植物を食べる草食恐竜が増えていき、草食恐竜を食べる肉食恐竜も増えていったと言われています。

 

引用:Cretaceous Landscape Photograph by Publiphoto

 

当時のヨーロッパにも様々な肉食恐竜やヒプシロフォドンを含む草食恐竜が存在していたのです。

 

ヒプシロフォンドの属名や意味

ヒプシロフォドンの属名は「高い隆起を持つ歯」言われています。

 

これがそれぞれの属名、その意味、恐竜の例です。

属名 意味 恐竜(例)
サウルス トカゲ ティラノサウルス 
ラプトル 泥棒 ヴェロキラプトル 等
ドン ヒプシロフォドン 等
ニクス バリオニクス 等
ケラトプス 角のある顔 トリケラトプス  等
ミムス もどき(似たもの) ガリミムス 等

 

ヒプシロフォドンドンなのでという意味だということがわかります。このことからヒプシロフォドンは「高い隆起を持つ歯」という属名になりました。

 

新しい種の恐竜として認められて、トマス・ヘンリー・ハクスリーという人物によりこの恐竜を「ヒプシロフォドン」と名付けられ、それは、「ヒプシロフス(イグアナの古い学名)の歯」ということを意味します。

 

まとめ

では、最後にヒプシロフォドンのわかったことをまとめていきます!!

 

・ヒプシロフォドンは1849年に化石が発見された恐竜で二足歩行で大きなクチバシを持っていた

 

・ヒプシロフォドンの全長は約2mで体重は約20kg鳥脚類の中でも小さい方

 

・ヒプシロフォドンは草食恐竜で、葉、草や枝、木の実を食べていた

 

・ヒプシロフンドンはヨーロッパ(イギリス)に主に生息していた

 

・ヒプシロフォドンの属名は「高い隆起を持つ歯」と言われている

 

どうですか?ヒプシロフォドンの魅力が少しでも伝わったでしょうか?

 

大きくてすこし不気味な目にクチバシを持つミステリアスな見た目だけど知れば知るほど興味が湧いて来ますね。

 

ヒプシロフォドンに興味を持たれた方に少しでも「なるほど」と思っていただけたら嬉しいです!!

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