[PR]記事内に広告を含む場合があります

その他の恐竜

マシアカサウルスの特徴|大きさ、重さ、餌、歯など解説

引用:マシアカサウルス(Masiakasaurus) | 恐竜図鑑

 

皆さん、マシアカサウルスという恐竜を知っていますか?

 

「マシアカサウルス」ってどんな恐竜なの?

 

という疑問を持たれた方にここでは、マシアカサウルスのことについて以下のことを解説していきます。

 

・マシアカサウルスの全長や重さは?

・マシアカサウルスの歯にはすごい特徴があった?

・マシアカサウルスの学名の意味は?

・マシアカサウルスが生きていたのはどんな時代? 等 

 

では、見ていきましょう!!

 

マシアカサウルスの全長や重さは?

これがマシアカサウルスの基本情報です!!

科名 アリベサウルス科
分類 獣脚類、獣脚亜目、ケラトサウルス下目
生息地・発見地 マダガスカル島
時代 白亜紀後期
全長 約1.8~2m
体重 約20kg
食べ物 肉食・魚食
繫殖形態 卵生

 

マシアカサウルスはアフリカのマダガスカル島で発見された恐竜です。マシアカサウルスの化石の記載は2001年になってからで割と最近になってから存在が確認された恐竜です。

 

そんなマシアカサウルスの体は、割とほっそりとしていたと考えられていて体重は20kg程で全長が1.8~2mと小型な肉食恐竜だというがわかります。

 

引用:マシアカサウルスMasiakasaurus knopfleri復元骨格

 

そしてマシアカサウルスの体の特徴は長い首と尻尾を持ち、二足歩行だったことです。動きも素早く動けたと言われていて主に後ろ脚で移動していました。後ろ脚の脚力がすごく発達していたんですね。

 

マシアカサウルスの歯にはすごい特徴があった?

マシアカサウルスの歯は非常に特徴的で上下の顎から生えている前歯が長い円錐形になっていて、歯の先が内側にカーブしているようになっている。それらの歯が、外側にめくれるような感じになって並んでいます。獣脚類では非常に珍しい特徴と言える。

 

奥歯は普通の肉食恐竜と同じような歯をしている。

 

引用:マシアカサウルス - 恐竜だいす記!

餌は○○を食べていた!!

マシアカサウルスは肉食恐竜で主に魚や小型の爬虫類や小動物などを食べていたと言われています。

 

マシアカサウルスの前歯は小さいものを掴むのに向いている形であり、前歯で魚や小型の爬虫類や小動物などの獲物を突き刺してから、刃物のような奥歯で肉をちぎりながら食べていたと考えられています。そのなかでも主に魚を食べていたと言われています。

 

このような特徴からマシアカサウルスの歯はまさに魚食性に特化したものだということが推測できます。

 

また、マシアカサウルスは素早く動けたと言われています。素早い動きを武器にして獲物を捕獲していたと考えられています。

 

そんなマシアカサウルスもワニなどの肉食動物の餌食になることがあったとも言われています。

 

歯の生え方などの特徴からどんなものをどのようにして食べていたという事がわかるなんてすごいですよね。

 

また、このような歯の特徴の動物が現代にもいて、それらの動物の特徴が恐竜に関する情報の手がかりになってくれています。もしかしたらマシアカサウルスの遺伝子が現代の動物にも受け継がれているのかもしれませんね。

 

マシアカサウルスの学名の意味?

名前の意味は、マシアカ(マダガスカル語で獰猛な)サウルス(トカゲ)。

引用:マシアカサウルス - Wikipedia

 

マシアカサウルスの「マシアカ」とはマダガスカル語で「獰猛な」「悪意のある」という意味で「サウルス」は「トカゲ」という意味です。

別名「獰猛なトカゲ」「悪意のあるトカゲ」と言われています。

 

マシアカサウルスのおっかない見た目にぴったりな学名ですね。

 

マシアカサウルスが生きていたのはどんな時代?

マシアカサウルスの生きていた時代は白亜紀後期と言われています。

 

白亜紀は今から1億4550万年前~6550万年前までの8000万年もの間が白亜紀と呼ばれる時代でした。最も多くの種類の恐竜が繁栄していた時代だと言われていて、恐竜が生存していた最後の時代でもあります。

 

白亜紀の気候は非常に温暖であったと言われていますが、ある時期は寒冷化傾向にあったこともわかっています。

 

マシアカサウルスのいた白亜紀時代は生命が誕生してから一番温暖だったとも言われ、その暑さは寒い地域でも熱帯性の植物が繁殖する程だったと言われています。

 

また、そんな白亜紀は植物や動物、恐竜が住むのには適していたと考えられています。そのため様々な植物が繁殖し、それを餌とする草食恐竜が次々と繫殖していき、また、それを餌とする肉食恐竜も次々と繫殖していきました。

 

この時代の恐竜においては新たに角竜類が現れ、既に存在していた恐竜たちも様々な種類に分かれていき、様々な進化を遂げていきました。そして北半球ではティラノサウルスのような大型の肉食恐竜なども現れ、恐竜の時代において最も巨大な種がこの時代に生きていたと言われています。

 

そして白亜紀は恐竜が生きていくのに非常に適していたということから白亜紀に様々な種類の恐竜や植物などが繫殖していった理由がわかりますね。マシアカサウルスの生きていた時代がまさに恐竜の楽園とも言える時代だったのではないでしょうか。

 

まとめ

では、マシアカサウルスのわかったことについてまとめていきます。

 

・マシアカサウルスの体重は20kg程で全長が1.8m~2mと小型な肉食恐竜だった

 

・マシアカサウルスは魚食性に特化した歯を持っていて、主に魚や小型の爬虫類や小動物などを食べていた

 

・マシアカサウルスの学名は「獰猛なトカゲ」や「悪意のあるトカゲ」と言われている

 

・マシアカサウルスの生きていた時代は恐竜が住むのには適している時代だった

 

 

どうですか?マシアカサウルスの魅力が少しでも伝わったでしょうか?

 

この記事を読んでマシアカサウルスのことを少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです!!

 

-その他の恐竜

Copyright© 恐竜博士と赤ちゃん恐竜と一緒に恐竜を知ろう , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.