[PR]記事内に広告を含む場合があります

その他の恐竜

アルティリヌスはどんな恐竜?全長や重さ、餌、鳴き声などを解説

引用:アルティリヌス(Altirhinus) | 恐竜図鑑

皆さんアルティリヌスという恐竜を知っていますか?

 

アルティリヌスは特徴的な大きな鼻をした鳥脚類の恐竜です。

 

「アルティリヌスの大きさは?」

「アルティリヌスって何を食べていたの?」

「アルティリヌスはどんな鳴き声だったの?」

 

という疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか?

 

ここでは、そんな疑問を持たれた方のためにアルティリヌスについて以下のことを解説していきます。

・アルティリヌスの特徴

・アルティリヌスの全長や体重は?

・アルティリヌスって何を食べていたの?

・アルティリヌスはどんな鳴き声だったの?

 

では、見ていきましょう。

 

アルティリヌスの特徴

これがアルティリヌスの基本情報です!!

科名 イグアノドン科
分類 鳥脚類、爬虫綱、双弓亜綱、恐竜上目、鳥盤目
生息地(発見地) アジア(モンゴル)
時代 1億2500万年前~1億年前(白亜紀前期)
全長 約6.5m
体重 約1.1トン
食べ物 植物
繫殖形態 卵生

1981年にモンゴルのドルノゴビ県にあるフフチェク累層でアルティリヌスの化石が発見されました。

 

発見されてしばらくの間はイグアノドン・オリエンタリスと呼ばれていました。

 

しかし、しばらくしてからアルティリヌスがイグアノドンとは別の種類の恐竜だということが分かったのです!

そしてイギリスの古生物学者デビッド・ノーマンによって1998年にAltirhinus kurzanoviという名前が付けられました。

 

名前の由来はアルティリヌスの特徴と言える、アーチ状に突き出した個性あふれる鼻が由来となっています。ギリシャ語で「高い鼻」という意味です。

アルティリヌスの鼻の役割

アルティリヌスの特徴と言えばです!その鼻にはどんな役割があったのか気になりますよね!この鼻の機能をめぐって多数の説が提案されているのでいくつか紹介します。

 

・血液を冷やすための組織があった

・発声や視覚的表示を通してのコミュニケーションを促進していた

・水が蓄えられていた

・嗅覚を増幅するためだった

・性的ディスプレイに使われるためだった

 

引用:恐竜博特集:ヨコハマ恐竜展2012 -福井県恐竜博物館コレクション

こうして写真で見るとすごくインパクトがありますね。この鼻をどのように使っていたのか一度見てみたいものですね!

 

アルティリヌスの全長や体重は?

アルティリヌスの全長は約6.5mで体重は約1.1トンと推測されています。

 

引用:Marchan Blog: アルティリヌス  Altirhinus

 

この画像からもわかるようにそれほど大きな恐竜ではないことがわかります。

 

頭骨の長さは約760mm程で、口は幅広い形になっていて、鼻はアーチ状に突き出た感じになっています。

 

前肢の長さは後肢の長さの半分ほどで、主に二足歩行していた事は明らかと見られている。しかし、手根骨(手首の骨)は太く、ずんぐりしていて、手の内側の3本の指(第二-四指)は幅が広がり、端部は蹄のようになっている。このことから前肢でも体重を支えていたと推測される。多くの鳥脚類と同じように、食事時など多くの時間を四本足で過ごしていたようだ[7]

引用:アルティリヌス - Wikipedia

 

アルティリヌスって何を食べていたの?

アルティリヌスは食恐竜で、ほとんどの植物を消化することができたため、草や木の実、樹木の皮などを食べていました。

 

アルティリヌスの手にはスパイクの付いた親指を持っており、食事をする時など長い時間止まっている時は地面に前肢を付けていたそうです。前肢よりも後肢の方が発達していたので基本的に移動する時は後肢を使って二足歩行をしていました。

 

そして、手の親指のスパイク状のものは種子や果実を破るために使ったり、土を掘って植物の根を掘り出したり、産卵用の巣を作ったりするために使われていたと言われています。

 

前肢の内側の指3本は非常に太かったことから、おそらく体重を支えるためのものだったと考えられています。

 

アルティリヌスはどんな鳴き声だったの?

アルティリヌスの鳴き声は未だ解明されていません。

ですが、どこから音が出されていたのかは特定されています。

ちょうどこの鼻の膨らんだ部分から音が出されていました。


引用:アルティリヌス Altirhinus ~ 恐竜図鑑 | 恐竜の島

 

この鼻から出る音の役割は、

子供が親を呼ぶ時、親が子供を呼ぶ時

敵が近づいて来たときの警告音

仲間同士のコミュニケーションをする時

 

このような役割があり、また、その音は非常に大きな音が出ていたと考えらています。

 

アルティリヌスは鼻から音を出して様々なコミュニケーションをとっていたんですね!!

 

まとめ

アルティリヌスについて解説してきましたが皆さんお分かり頂けましたでしょうか?

 

・アルティリヌスは1981年にモンゴルのドルノゴビ県にあるフフチェク累層でアルティリヌスの化石が発見されました

・アルティリヌスの全長は約6.5mで体重は約1.1トンと推測されている

・アルティリヌスは草食恐竜で、ほとんどの植物を消化することができたため、草や木の実、樹木の皮などを食べていた

・アルティリヌスの鳴き声は未だ解明されていませんが、鼻の膨らんだ部分から音を出してコミュニケーションをとっていた

 

以上がアルティリヌスの解説になります。

 

見た目にとてもインパクトのある恐竜ですが、ティラノサウルスみたいに人気のある恐竜ではありません。しかし、調べてみると様々なことが分かり、とても魅力のある恐竜だということが分かりました。

 

アルティリヌスの新しい研究結果がとても楽しみですね!!

-その他の恐竜

Copyright© 恐竜博士と赤ちゃん恐竜と一緒に恐竜を知ろう , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.