映画『ジュラシックワールド』で絶大な人気を誇り、
日曜朝の特撮テレビドラマ『獣電戦隊キョウリュウジャー』でもモササウルスをモチーフにしたヒーローが登場したりと子供から大人まで広く人気のあるモササウルス。
そんなモササウルスの生き残りや子孫がいるとしたら
どんな姿なのか気になりませんか?
そこで今回は、
・モササウルスの生き残りは?
・モササウルスの子孫っているの?
・モササウルスについて色々知りたい!
といったことについて詳しく説明していきます。
目次
モササウルスには生き残りがいた!?
実際、恐竜に生き残りがいるなんて、考えにくいですよね。
しかし実は、「モササウルスの生き残りかもしれない」といわれている目撃証言が数多くあるんです。
ここで、その実例について、2つ紹介していきます。
日本でのモササウルスの生き残りの目撃証言
モササウルスの生き残り証言をした人の中には、なんと日本人もいます。それは、漫画家の蛭子能収のお兄さんです。
恵比寿良勝さんの兄が引き上げた恐竜が、背中にトゲトゲしい鰭を持ち、口には巨大な牙があり、まさにモササウルスのような形状であったそうです。
その生物は一見で異常な生物に見えましたが、すでに死んでおり、あまりにも強烈な異臭を放っていたため、すぐに廃棄してしまったようです。そのため、写真も何も残っていません。
ですが、特徴を聞くとモササウルスっぽいですよね。
もしかしたら本当にモササウルスの生き残りだったのかもしれません。
実は、蛭子能収さんのお兄さんは、今から60年ほど前に長崎沖でモササウルスらしき生物を目撃したという話もあり、蛭子さんとUMAの間には何らかの縁があるのかもしれません。
— 中沢健 (作家・UMA研究家) (@nakazawatakeshi) July 15, 2020
海外でのモササウルスの目撃証言
これは、モササウルスの目撃証言とは少し違うかもしれませんが、パプアニューギニアにいるUMA(ミゴー)の正体はモササウルスではないかとも言われています。
引用元:ミゴー [Migo] : 13SHOE・高野十座のブログ
ミゴーはパプアニューギニアはニューブリテン島のダカタウア湖に生息しており、体長は5~10メートル程度。
長い首にはウマのようなたてがみがあり、ワニに似た尾と鋭い歯を持っているとされています。
そして見た目はワニっぽいですが、手足が水かきをしやすいような鰭の形になっているそうです。
モササウルスの子孫はいるの?
たしかに生物は長い歴史の中で進化しているので、当然モササウルスの子孫に該当する生物がいても、おかしくはないですよね。
しかし、残念ながらモササウルスには子孫はいないと言われています。
ですが、モササウルスはは虫類である「トカゲ」や「ヘビ」の仲間と言われております。
また、体の構造が現在のオオトカゲに酷似していて、かなり類縁が近いものと考えられています。
【ミズオオトカゲの頭骨】
【モササウルスの頭骨】
引用元:pinterest
また、モササウルス科が絶滅した現在、トカゲやヘビの仲間のほとんどは陸上、もしくは川や湖に近い場所に暮らしていますが、オオトカゲは、半水生の生活をしており、好んで水の中に入ります。
このことからも、オオトカゲはモササウルスの、子孫の可能性があると言われています。
そもそもモササウルスってどんな生き物なの?特徴は?
忘れてしまっている部分があるかもしれないので、最後にモササウルスについて、簡単に説明しておきます。
モササウルスは有鱗目モササウルス科に属する肉食海棲爬虫類です。
引用元:Wikipedia
体長は12.5~18mとかなりの巨体。
体重も大きくなると40tほどにまでなったと考えられていて、現在も生息しているホオジロザメの4~5倍の大きさにあたります。
引用元:モササウルスの体長や体重などの大きさは?学名の意味や特徴についても解説!|恐竜ネット
またモササウルスは海面付近を泳ぎ、イカや魚、アンモナイトやウミガメなどを捕食していました。
歯の先端部分は丸みを帯びており、獲物の肉を切り裂くだけでなく、アンモナイトなどの固い殻を持った生物をも噛み砕き、そのまま飲み込んでいたことがわかっています。
モササウルスの生態についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
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まとめ
今回は、モササウルスの生き残りや子孫について紹介してきました。
まとめると、
・モササウルスには世界各地で目撃証言が上がっている。
・モササウルスには、子孫はいないと言われているが、オオトカゲの生態がそっくりなため、今後の研究次第では子孫と認定される可能性もある。
となります。
世界各地でモササウルスの目撃証言があるので、もしかしたら身近なところに潜んでいるのかもしれません。
今後の研究に期待しましょう。
モササウルスのより詳しい事をこちらの記事で書いています。