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その他の恐竜

エラスモサウルスはどんな恐竜?プレシオサウルスとの違いは?

赤ちゃん恐竜
ねえねえ、エラスモサウルスってどんな恐竜なの?

 

ウミガメのような胴体に、蛇のように長い首。

アンバランスな身体ですが、神秘的にも思えるこの恐竜エラスモサウルス

 

エラスモサウルスは最も有名な首長竜で、あまりの首の長さから初めは首ではなく尻尾だと誤って発表されたほど。

 

今回はそんなエラスモサウルスがどんな恐竜なのか詳しく見ていくとともに、同じく首長竜であるプレシオサウルスとの違いについてもご紹介していきます。

 

◎エラスモサウルスはどんな恐竜?

    ・身体の特徴

    ・生態

◎エラスモサウルスとプレシオサウルスとの違い

 

上記の流れで解説していきます。

 

エラスモサウルスはどんな恐竜?

引用:pixiv

では、さっそくエラスモサウルスがどんな恐竜なのかを、見ていきましょう。

特徴を簡単にまとめると、次の通りです。

生息年第 白亜紀後期
生息場所 北アメリカ
体長 14m
食性 肉食恐竜

 

エラスモサウルスは白亜紀後期(約8.350~7050万年前)の北アメリカに生息していました。

トリケラトプスやプテラノドンなどと同じ時代を生きていたのじゃ。
恐竜博士

 

水中で生活し、学名の由来は「リボンのトカゲ」となっています。

赤ちゃん恐竜
可愛らしい由来なんだね。

 

肉食恐竜ですので、実際は他の恐竜を食べるなど、凶暴な性格をしていたと思われますが、クビの長さから“リボン”と名付けられました。

では、ここからさらに

 

・身体の特徴

・生態

 

について、より詳しく見ていきます。

身体の特徴

首が長いことで有名なエラスモサウルスですが、体長はおよそ14mの中で首の長さは8mにも達したと言われています。

赤ちゃん恐竜
体長の半分以上が首なんだね!

 

さらに、首の骨の数は76個もあり、骨の多さのおかげで首は非常に柔軟で、360°自由に動かせるものだったと言われています。

ちなみに、現在最も首の長いキリンでさえも、骨は7個しかないぞ。
恐竜博士

 

ただし、肝心の生息範囲である水中では、首を動かすと水の抵抗を強く受けてしまうため、泳ぎながら首を動かすことはほとんどなかったと言われています。

赤ちゃん恐竜
えっ、そうなんだ・・・なんか残念だね。

 

また、胴体は短く、柔軟性に欠け、尾は短く、ヒレはなかったことから、胴体をくねらせるような泳ぎ方はできなかったようです。

泳ぐときには四肢が大きなヒレの役割をし、オールのように使って泳いでいたとされています。

生態

赤ちゃん恐竜
エラスモサウルスって肉食なんだよね?どのような方法で獲物を捕っていたの?

 

これだけ首の長いエラスモサウルスが、どのように餌を捕獲していたのか、気になりますよね。

 

しかし、残念ながら、まだハッキリとは結論が出ていません。

ただ、有力な2つの説があります。

 

水の抵抗を避けるために首をまっすぐ前方に伸ばして獲物めがけて素早く泳ぎ、魚群の下から頭を持ち上げて魚をとらえていた

水上に頭をもたげて泳ぎ、獲物を見つけると首を水中に潜らせて獲物を捕獲した

 

どちらの説が正しいのか、今後の研究に期待じゃな。
恐竜博士

 

また、普段は水中にいる魚やアンモナイトを食べていましたが、翼竜であるプテラノドンを食べていた痕跡も化石から見つかっています。

赤ちゃん恐竜
え~!あんな大きいプテラノドンまで食べてたんだ!!

 

歯は釘のように細長く、しっかりとかみ合うようになっていて、一度捕らえた獲物は離さない構造になっており、空を飛べるプテラノドンであっても、一度捕まったら逃げることはできなかったようです。

↓ ↓ プテラノドンも気になってきたらこちらの記事をどうぞ ↓ ↓

プテラノドンは肉食なの?餌や鳴き声などを解説

 

さらに、化石から胃石が発見されることがあり、遠く離れた海洋のものが混じっていることから遠洋まで移動する習性があったこともわかっています。

食料を求めて、遠くまで移動していたということじゃな。
恐竜博士

 

エラスモサウルスとプレシオサウルスの違い

赤ちゃん恐竜
エラスモサウルスについては、大分分かったよ~!そういえばさ、プレシオサウルスって恐竜と似ているよね。なんか違いがあるの?

 

エラスモサウルスと同じように首が長い恐竜として、プレシオサウルスがいます。

首が長いという点で共通しているため、中には同じ恐竜なのでないかと思っている人もいるかもしれません。

 

しかし、エラスモサウルスとプレシオサウルスには大きな違いあります。

具体的な違いは次の表の通りです。

エラスモサウルス プレシオサウルス
分類 エラスモサウルス科 プレシオサウルス科
繁栄時期 白亜紀後期(約8.350~7050万年前) ジュラ紀前期(約1億9,960万 ~ 1億7,560万年前)
生息地域 北アメリカ ヨーロッパ周辺
体長 14m 2~5m
頸骨(首の骨)の数 76個 32個
胴体の特徴 樽状 幅広く、扁平

これらの違いについて、もう少し詳しくまとめると、次の通りです。

 

・プレシオサウルスは中生代ジュラ紀前期にヨーロッパ近辺に生息しており、エラスモサウルスより早い時代に生存していた。

・プレシオサウルスの体長は2~5m、頸椎(首の骨)の数も32個と、エラスモサウルスより身体が小さく、首も短いものだった。

・樽上の胴体を持つエラスモサウルスに比べてプレシオサウルスの胴体は幅広くひらべったかった

・イカなどの軟体動物を捕食していたといわれ、翼竜をも捕食していたエラスモサウルスに比べると、生存競争は穏やかだった。

 

赤ちゃん恐竜
たしかに、全然違うね!

 

生きていた時代から場所、体の大きさまでまったく異なる、エラスモサウルスとプレシオサウルスがどうして似ていると思われてしまうのでしょうか。

それには、分類が関係しています。

 

そもそも首長竜は、「プリオサウルス類」と「プレシオサウルス類」の二つに分類されます。

赤ちゃん恐竜
へ~2種類しかいないんだね!

 

首が短く頭が大きく、ジュラ紀後期から白亜紀前期にかけて繁栄していたのが「プリオサウルス類」、そのあとに出現し、首が長く頭が小さい特徴を持っているのが「プレシオサウルス類」です。

 

そして、エラスモサウルスとプレシオサウルスはどちらも「プレシオサウルス類」となります。

そこからさらにエラスモサウルスが「エラスモサウルス科」、プレシオサウルスが「プレシオサウルス科」に大別されたのじゃ。
恐竜博士

 

見た目は似ても似つかないエラスモサウルスとプレシオサウルスですが、分類が同じであるために、似ていると思われてしまっているようです。

それぞれの特徴を把握して、勘違いしないように気をつけてください。

違いはたくさんあるが、エラスモサウルスの方が大きくて首も長いと思っておけば、問題ないぞ。
恐竜博士

 

まとめ

引用:pixiv

今回は、エラスモサウルスの特徴と、プレシオサウルスとの違いについて解説していきました。

まとめると、次の通りです。

 

・エラスモサウルスは非常に長い首を持つ海棲(かいせい)恐竜

・首をまっすぐ伸ばして機敏に泳ぎ、首の可動域の広さを利用して捕食していた

・エラスモサウルスとプレシオサウルスは同じ「プレシオサウルス類」に属している

・プレシオサウルスとの主な違いは生存時期・体の大きさ・胴体の厚さ

 

エラスモサウルスは、その長くて柔軟性のある首をうまく利用して、日々熾烈な争いの絶えない恐竜時代を生き抜いていました。

まだまだ解明されていない謎も多いため、今後の研究結果にも注目してみてください。

 

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