その他の恐竜

トロオドンは知能が高く賢い?どんな恐竜なの?大きさや由来等の特徴を解説

引用:トロオドン(Troodon)|恐竜図鑑

赤ちゃん恐竜
ねえねえ、トロオドンってどんな恐竜なの?頭良かったって聞くんだけど・・・。

 

恐竜界で最も頭脳明晰だったのではないかと注目されているトロオドン。博物館でもたびたび企画展で紹介され、子どもから大人まで、多くの恐竜ファンに親しまれています。

しかし、まだまだ謎が多い恐竜なため、トロオドンについて知らないことが多すぎると思っている方も、多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

 

なぜ知能が高いのか?

どのような恐竜なのか?

大きさや名前の由来の特徴は?

 

など、トロオドンに関する疑問について解説していきます。

 

トロオドンは知能が高くて賢い?理由も解説

ではさっそく、トロオドンが知能が高いのかについて、確認していきましょう。

結論を言えば、トロオドンは、中生代で最も賢かった恐竜と言われています。

 

赤ちゃん恐竜
へ~やっぱりそうなんだ!具体的にどれくらい賢いの?

 

トロオドンの賢さはイルカとほぼ同じと言われています。

イルカは、人間の3~6歳くらいの子どもと同じ知能を持っているとされ、言葉を理解したり、人間と似た感情を抱いたりすると言われているぞ。
恐竜博士

 

赤ちゃん恐竜
へ~じゃあ、人間みたいにしゃべってた可能性もゼロじゃないってことだね!でもさ、なんで頭が良かったなんて分かるの?

 

たしかに、トロオドンが知的に活動してという記録は一切残っていないのに、どうして頭が良いと分かるのか不思議ですよね。

結論を言えば、トロオドンが賢いと言われているのは、脳の重さです。

トロオドンは他の恐竜に比べて、体重に対する脳の割合がとても重かったのです。

 

実際、古生物学者のデイル・ラッセルは、恐竜が絶滅していない世界を想定したとき、この脳容量があるならば、トロオドンが知的生物に進化していた可能性があると提唱しました。

さらにラッセルは、トロオドン(当時はステノニコサウルス)をモデルとし、ディノサウロイドを発表したのです。

赤ちゃん恐竜
ディノサウロイドって?

 

ディノサウロイドとは?

恐竜が絶滅することなく進化を継続した場合に、ヒトに類似した形となりえるという仮説を唱えたものです。恐竜人間とも呼ばれています。

引用:ディノサウロイド-Wikipedia

 

赤ちゃん恐竜
へ~!トロオドンは絶滅していなければ、人間みたいになっていた可能性もあるってことだね!

 

この発表は非常に注目を集め、群馬県の群馬県立自然史博物館では、企画展にてディノサウロイドが展示されたこともありました。

https://twitter.com/Musashinkami/status/1152530166679134209

 

また、トロオドンはその知能の高さについて、テレビ番組で取り上げられることもありました。

https://twitter.com/nhk_n_sp/status/1147846577693683712

 

トロオドンがもし生存し続けていれば、人間と同じような生活をしていた可能性も否定できないな。トロオドンはそのくらい夢のある恐竜と言うことじゃ。
恐竜博士

 

トロオドンはどんな恐竜なの?体の特徴・天敵についてチェック

トロオドンの知能について分かったところで、その他の特徴について確認していきましょう。

 

まずは、トロオドンの基本データです。

生息時代 中生代白亜紀後期(約8,000万~7,200万年前)
生息場所 北アメリカ大陸
種類 羽毛恐竜

 

トロオドンは、中生代白亜紀に生息していた恐竜です。

ティラノサウルスやプテラノドン、トリケラトプスなどと同じ時代を生きていたのじゃ。
恐竜博士

 

羽毛が生えていたとされていますが、鳥類ではなく、間違いなく恐竜であったと言われています。

 

次に、体の特徴や化石の発掘場所についてです。

大きい・両目が前方を向いている
30本以上ある
体つき 細くしなやか
化石発掘場所 カナダのアルバータ州、

アメリカのアラスカ州・モンタナ州・ワイオミング州

ロシア、メキシコなど

赤ちゃん恐竜
細身だったんだね!

 

体つきの特徴である細身でしなやかな点から、トロオドンは足が速かったのではないかと想定されています。

他の大型恐竜に食べられないように、素早く動けるようになっていたのかもしれないな。
恐竜博士

 

ちなみに、トロオドンの天敵は、同じ北米の寒冷地域に生息していたと言われている、ナヌークサウルスだとされています。

 

ナヌークサウルスは肉食恐竜で、ティラノサウルスと同じグループだと考えられています。

生き抜くために、激しい争いが繰り広げられたことが予想されるな。いつの時代も生き抜くということは、大変だったんじゃ。
恐竜博士

 

トロオドンの体の大きさはどれくらい?人間と比べてみた

赤ちゃん恐竜
トロオドンがどんな恐竜なのかはだいたいわかったよ~!ところでさ、大きさはどれくらいだったの?

 

もしかしたら人間のように進化したかもしれない、と言われているトロオドンですが、大きさも気になりますよね。

 

トロオドンは、全長1.5~2mほどできゃしゃな体格だったとされています。

また、体重は50kg程度だったと言われています。

 

人間と比べてみると、このような感じです。

引用:トロオドン(Troodon)|恐竜図鑑

 

赤ちゃん恐竜
うわ~大きさまで人間そっくりだったんだ!ますます人間みたいになってた可能性が高いって思えてきたよ。

 

そうなんです、この段落の最初で紹介した数字を見れば、だいたい想像ができたと思いますが、トロオドンは大きさに関しても人間とほぼ同じでした。

このことからも、人間のように進化していた可能性があると、推測することができるのです。

 

ただし、頭の大きさだけはトロオドンの方が圧倒的に大きかったと言われているぞ。
恐竜博士

 

トロオドンの名前の由来は?

赤ちゃん恐竜
トロオドンって、本当に夢のある恐竜なんだね。最後に、どうしてトロオドンって名付けられたのかな?

 

トロオドンという名前の由来も気になるところですよね。

この名前は、1856年、地質学者のフェルナンド・ハイデンが名づけました。

 

その名前の意味は、「傷を負わせる歯」です。

赤ちゃん恐竜
え~!なんでそんな意味の言葉で名付けられたの?

 

たしかにちょっと不思議に感じるかもしれませんが、トロオドンは、鋸歯(きょし)と呼ばれる肉食恐竜特有のノコギリ状に生えた鋭い歯が特徴的な恐竜です。

ですので、「傷を負わせる歯」というのは、間違ってはいないのです。

ちなみに、日本国内の古い本の中では間違えてトロエドンと書かれていたこともあったようじゃ。
恐竜博士

 

ただ、トロオドンはステノニコサウルスと同じ恐竜と言われていた時期があります。

 

赤ちゃん恐竜
たしかに、骨格は似ているような気がする・・・。

 

もしかしたら、今でも同じ恐竜だと勘違いしている人もいるかもしれませんが、現在はトロオドンとステノニコサウルスは別の恐竜となっていますので、ご注意ください。

その他の特徴

トロオドンの食性は、肉食であったとされていますが、中には草食説を唱える学者もいます。

 

その理由は次の3つです、

 

・鋸歯が大きすぎる

・草食恐竜と歯の形が類似している

・足の鉤爪がとても小さい

 

まず、肉食恐竜の特徴の鋸歯(きょし)が大きすぎる点です。これにより、歯は肉よりも植物を食するために使われていたのではないかと言われています。

 

次に、ステゴケラス(草食恐竜)の歯がトロオドンの歯の形と類似していたことです。一定期間、ステゴケラスとは同じ生物ではないかと言われていました。

引用:ステゴケラス-Wikipedia

 

最後に、トロオドンの足の鉤爪が非常に小さいことです。鉤爪は獲物を倒すため必要ですが、これが小さいため、肉食ではないとも言われています。

 

食性に関しても人間のように、雑食だった可能性もあるかもしれないな。今後の研究に期待じゃな。
恐竜博士

 

まとめ

今回は、トロオドンについて詳しく解説してきました。

まとめると、

 

・トロオドンはイルカと同じレベルの知能を持っていたとされている。

・肉食恐竜で、ナヌークサウルスが天敵である。

・華奢な体つきだが、大きな脳を収めるための大きな頭蓋骨を持つ。

・名前の由来は、鋸歯の特性である「傷を負わせる歯」である。

 

です。まだ確定した情報が少ない恐竜ですので、これからの研究発表にも期待しましょう。

 

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